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安徽省合肥の裁判官・黎梅さんは真善忍を堅持したことで迫害を受ける

(明慧日本)安徽省合肥高等裁判所の裁判官・黎梅さんは、正直で清廉で、公平に法を執行し、案件を処理する達人。しかし法輪功を修煉しているという理由で、2008年6月12日に合肥市の「610弁公室」、政治法律委員会、公安局の警官数十人が黎さんの家に侵入して黎さんを不法に連行し、でっち上げの罪名で黎さんに安徽省の南湖労働教養所で不法に1年の労働教養を科した。黎さんは釈放された後、「真・善・忍」を放棄しないため、黎梅さんはまた合肥市の洗脳班に強制連行され、依然として放棄しないため、また別の洗脳班に移送され迫害を受けた。現在、合肥市の第2留置場に移送され、不法に拘禁されている。

  身は牢にあったが、多くの苦しみを嘗めても、黎梅さんは依然として「真善忍」の信念を堅持した。法輪大法が黎梅さんを生まれ変わらせたからである。

  黎梅さんは裁判官として、剛直で、善を支持し悪を処罰し、同僚が公認する良い人。黎さんは常に「真善忍」に従って自分を要求し、いつも困っている人を助けた。2008年のある日、黎梅さんは仕事が終わって帰宅中、1人の乞食が道端で倒れて意識がもうろうとしており、通行人に助けを求めたが、皆は見て見ぬふりをした。この状況を見て、善良な黎梅さんは乞食を支えて、自分の家に連れ帰った。汚い体をきれいに洗って、医者を呼んで治療してもらった。黎梅さんの世話のもとで、乞食の体は急速に回復した。そして、規定に基づいて施設に入ることができた。乞食は黎梅さんの家を離れる時、激しく泣き、何度も言った。「あなたは私の命の恩人だ」 

  このような善良な裁判官が「真善忍」の信念を堅持したことで、2001年に蜀山の公安局に不法に連行され、安徽女子労動教養所に送られて2年間迫害を受けた。また、2003年3月に洗脳班へ連行されて2007年11月まで拘禁された。4年の間、黎さんは中国共産党の本質がはっきり分からず虚言に騙され、「転向」した。他の法輪功修煉者の洗脳の役割もさせられた。刑務所、労働教養所から帰って来た「転向」した人たちは、すでに一家離散し肉親を失ったので、仕事がなく、絶望の中で黎梅さんに話をぶちまけた。この時、黎梅さんは共産党の迫害行為がはっきり分かり、自分の「転向」を非常に後悔し、法輪功の「真善忍」を一層貴いと感じ、改めて法輪大法の修煉に戻った。

  黎梅さんは信念を堅持するのは罪がないと、自由の回復を求め、裁判官の仕事への復帰を求め、自分が妻と母としての権利を行使することを求めた。現在、合肥市の「610弁公室」による拘禁期間の満了となるが、彼らは黎さんの信念を変えることができないと見て、手口を変えて、彼らが書いた「国の大方針を支持し、国家の法律法規を守り、他の事は後で考える」に署名すれば家に帰らせるが、さもなければ公職を剥奪して、刑罰を下すと脅した。 

 合肥市の「610弁公室」は、もし本当に有罪の人であっても、署名するだけで家に帰ることができるというのか。

 70歳過ぎの黎梅さんの姑は、家族に支えられて「610弁公室」を訪ねて釈放を求めたが、すでに司法機関に引き渡したと言い逃れされた。黎梅さんの夫は弁護士を依頼しようとしたが、裁判所に阻止された。もし弁護士を依頼するなら司法局の同意が必要で、局長の許可が必要だという。裁判所が指定した弁護士は、黎梅さんの無罪主張を許さないと脅され、甚だしきに至っては黎さんの夫が妻のために弁護をすることさえ阻止した。 

  合肥市の「610弁公室」は瑶海区裁判所と結託して、黎梅さんに対する不当判決を企み、裁判所は弁護士にいかなる調査もさせず、ただ開廷3日前に黎梅さんに知らせただけで、当事者といかなる接触もさせなかった。現在、合肥市の「610弁公室」はまだあきらめず、黎さんが態度を転換すれば直ちに裁判を停止し、仕事に復帰させると言っている。

  2009年12月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/30/213555.html

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