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法を多く学び、法をしっかり学ぶ


文/中国の大法弟子

(明慧日本)私は新経文『ブラジル法会へ』を勉強しました。師父は「大法弟子は各民族が救われる希望です。衆生を救い済度することをしっかり行いたいのであれば、まず自らをしっかり修めるべきです。法を多く勉強してはじめて、正念が強くなり、大法弟子の歴史使命を全うすることができるのです」とおっしゃいました。師父は私たちに法を多く勉強し、よく勉強することを何度も強調なさいました。私はこの点について自分のやり方を交流します。

 師父は何度も次のように強調なさいました。「いくら厳しい環境下であっても、いくら忙しくても、法を学ぶことを忘れてはならず、必ず法を学ばなければならず、それこそ皆さんが向上するための最も根本的な、最も根本的な保証だからです」。(『各地での説法二・米国フロリダ州法会での説法』) 私は師父の説法に従い、いくら厳しく、いくら忙しくても毎晩『転法輪』を2講暗記します。私は『転法輪』の6講をもう暗記しており、今残り3講を暗記しています。監禁されても、私は相変わらず毎日法を暗記していました。毎晩『転法輪』を2講暗記するだけではなく、昼も3講読みます。法の暗記は法を頭に入れ、血液と各細胞に刻み込ませます。何かにぶつかると、法を思い出して法に従って対応できるのです。

 私は77歳になる老人ですが、この数年の法の暗記を通し、法に対する記憶力は若い人に負けません。トラブルにぶつかると師父の説法をすぐに思い出して良く対応できました。

 例えば、以前は家庭の中で妻とぶつかりあうといつも弁解して論争しました。『転法輪』の第4講を暗記するとき、師父は「あなたが家に帰ってくると、奥様やご主人がいきなりすごい剣幕で罵声を浴びせてくるかも知れません。それに耐え切ることができれば、この日の煉功を無駄にしなかったことになります」とおっしゃいました。私は師父のこの説法を思いだして弁解や論争をしなくなり、相手に何か言われても黙りました。そうしなければ、この日の煉功を無駄にし、業力が消えず、心性も向上せず、功も伸びないのです。

 ある日、私の妻はさつまいもを買ってきたのに、どこに置いたか忘れてしまいました。妻は私が家の掃除をしたときにいももごみと一緒に捨てたと思い、私に罰として2元を賠償させました。このようなことは以前であれば、私は必ず妻とけんかをしました。しかし今は師父の教えを思い出して何も言わずに2元を払いました。数日経って彼女は冷蔵庫の中からさつまいもを見つけて、「私が間違っていました」と言いながら、2元を返してくれました。こうして一つの関が平穏に過ぎました。

 以前は法をいくら読んでも、頭の中に深く入りませんでした。今は法の暗記を通して師父の法が脳に深く刻みつけられ、問題に遭うと自然に法に基づいて対応できるようになりました。

 グループでする法の勉強はよく勉強できる良いやり方で、グループで昇華し、グループで向上することができます。邪悪の迫害が最も酷い時期にも私たちはグループ勉強会を守りました。ある同修は自分一人で勉強すると、いつもぼうっとして寝てしまうのですが、グループ勉強会に来ると、元気になり、眠くなりませんでした。自分で勉強するときは読み間違いや字の漏れなどがあっても自分では気がつきませんが、グループ勉強会ではお互いに指摘して正す事ができます。

 私たちのグループ勉強会は週3回私の家で行い、安全のために4〜5人ぐらいでやっており、8人を越えません。勉強をする前にグループで正念を発して邪悪を根絶します。皆は口を修めて安全を保ち、数年来問題は何も起こりませんでした。

 グループ勉強会を通して、私たちはお互いに交流して法の理解が深まり、正念も強まり、師父に要求された三つのことも良くできました。私は毎日朝と夜に煉功し、座禅し、きっちり時間ごとに暇があると正念を発し、毎日7〜8回以上正念を発します。このようによくできたことから真相を伝えることや衆生を救い済度することは倍の効果が現れました。私と妻は毎日外に出て真相を伝え、三退を勧めていつも20〜30人の三退を達成でき、数年来、数万人に真相を伝えて邪党から離脱させました。

  2009年12月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/12/212427.html

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