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広東省梅州市:実業家の頼佳ビョウさんは迫害されて死亡

(明慧日本)広東省梅州市蕉嶺県の優秀な実業家の頼佳ビョウさん(60歳男性)は2009年11月27日、韶関刑務所で迫害されて死亡した。刑務所側は脅しと利益の手段で息子を騙し、2万元を賠償金として支払い、11月30日に遺体を火葬した。広州女子刑務所に拘禁されている妻の林星茹さんには、まったく知らされなかった。

  2009年11月27日夜10時頃、家族は刑務所からの電話で頼さんが危篤に陥ったとの連絡を受けた。28日(土曜日)深夜1時には、電話は頼さんの死を伝えてきた。遺族と友人は29日に検死を要求したが、刑務所は指定した日は休日(日曜日)のため、要求を拒否した。

  遺族は迫害による死の責任を刑務所側に厳しく追及し、30万元の賠償金を請求した。しかし、刑務所側の脅しと誘惑に惑わされた息子は検死しないことに同意し、30日に遺体は火葬された。12月2日、遺族は遺骨を受け取った。

  頼さん夫婦は地元で有名な実業家であった。頼さんはかつてさまざまな病気を患っていたと同時に、重症の高血圧と糖尿病の末期でもあった。しかし、法輪功の修煉を始めてしばらくして、すべての病気がなくなった。

  頼さん夫婦は「真・善・忍」の教えに基づく法輪功の修煉者で、善良な人だが、梅州市蕉嶺県の610弁公室と国保により、何回も連行や迫害を受けてきた。2000年1月、夫婦が公の場所で煉功したため、蕉嶺留置場に監禁され、その後、林さんは広東省三水女子労働教養所に移送された。

  2005年、610弁公室は何回も頼さん夫婦を強制連行しようとした。国保の警官や政府役人らはいつも家族に嫌がらせをし、更に、夫婦の事業資産にまで手を伸ばそうとした。迫害を避けるため、夫婦2人は1カ月家を出て放浪していた。9月10日頃、2人がお年寄りの母親を訪ねた時、十数人の警官に囲まれ、頼さんは強制連行された。妻の林さんはその後も続けて放浪していた。2006年5月、林さんは強制連行されて留置場に拘禁され、そこで25日間断食して迫害に抗議し、ついに命の危険な状態に晒され、釈放された。

  2007年12月、警官が頼さん夫婦の深セン市の自宅に侵入し、パソコン・プリンタ・衛星受信器などを強奪し、夫婦を強制連行した。2008年、2人とも3年の不当な懲役刑を言い渡され、頼さんは韶関刑務所へ移送され、林さんは広州女子刑務所へ収容された。

  2007年から頼さんが迫害されて死亡するまで、夫婦2人はずっと会うことはできなかった。林さんは広州女子刑務所で迫害を受け続けている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年12月11日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/12/9/214094.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/12/11/113055.html

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