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山東省:法輪功修煉者・孫萍さんは再び連行される

(明慧日本)山東中医薬大学に勤めている孫萍さんは、「真・善・忍」の信仰を堅持しているという理由で、済南市歴下区の公安分局の警官と山東中医薬大学の関係者らが結托し、精神病院に入れられ虐待を受けたことがある。2009年10月9日に再び済南市の警察に連行され、家財を強奪された。警官らの行為を見た孫さんの子供は、心に大きな傷を負った。

 孫萍さん(58歳女性)は、山東中医薬大学付属の製薬工場の従業員。子供がまだ小さいころに夫と離婚し、幼い子供と二人で辛い生活を送っていた。孫さんは、かつて心臓病を患っていたが、法輪功を修煉してから心臓病が治り、心身ともに健康になり、幸せな日々を過ごしていた。生活面で楽になり、仕事も真面目にやっていた。

 1999年7.20、中国共産党が法輪功への迫害を開始した後、孫さんは北京へ法輪功の陳情に行くつもりだった。しかし、孫さんの北京へ行く予定を知った大学側は、安全課課長・劉健民に指示し、孫さんを学校の警備室に2ヶ月間拘禁した。孫さんは拘禁されていた期間、真冬でも掛け布団を与えられず、数人の警備員に交代で監視された。警備員はトイレに行く時も離れなかった。

 2000年10月、歴下市の公安局は、孫さんを「洗脳班」に連行して殴打し、1万元をゆすり取った。11月31日には大学学長・王新陸の同意を得て、孫さんを精神病院に移送し、苦しめた。2001年3月、劉健民が歴下公安局の科院路派出所の警官と一緒に孫さんを「洗脳班」に拘禁して迫害を続けた。孫さんの家に中学生の子供一人だけが残され、毎日悲しい涙を流していた。生活費もなく、一人ぼっちで、幼い心に大きな傷を負った。

 済南市の警官は孫さんの自宅に不法侵入し、家財を強奪した。孫さんへの迫害に参与した科院路派出所の所長・張会生は2003年7月ごろ、直腸癌と診断された。元山東省の書記・呉官正は法輪功修煉者を迫害したためスペインの裁判所に「拷問罪」、「ジェイサイド」として告訴された。それぞれ報いである。孫さんの遭遇に関心を寄せ、援助の手を伸ばし、孫さんと子供が一日も早く団欒できるように、善良・正義のある人々に呼びかける。

 2009年12月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/7/213787.html

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