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中国での二つの物語

(明慧日本)

  《江沢民訴訟のニュースを聞き、喜ぶ中国人たち》

  このほど、河北省石家庄市に「全世界で江沢民を裁く」という標語が掲げられ、それを見た民衆は皆喜んでいる。「この年を取った悪者は法輪功を迫害していただけでなく、執政の時に民衆に良いことを一つもせず、かえって悪いことばかりした。現在の官職が腐敗し、悪い遊びにふけているのはすべて彼と関係があるのだ」、「彼は良いことができず、ごろつきのような事しかしない」、「殺人犯の江沢民は絞首刑を言い渡すべきだ」などと民衆の間で話が飛び交っている。

  「善悪には善悪の報いがある」人権を無視し、迫害などの悪事をやり尽くした江沢民には、それに応じた結末が待っているに違いない!

 《元派出所所長「もしもう一度チャンスがあれば、私は絶対に法輪功を迫害しない」》

 ある日、元の派出所所長に出会い、法輪功が全世界で広く伝えられていることや、国内でひどく弾圧されていること、特に、天安門焼身自殺事件の真相、10年前の中南海陳情(4.25事件)、当局が法輪功修煉者の臓器狩りをしている事件などを彼に伝えた。私の説明を聞いた彼は、「あなた達が皆良い人であることを私は知っています。当時、生きるために、上級組織の指令にやむを得ず従いました」と後悔した。

 私は話を続けた。「憲法では信仰の自由が定められており、国民の誰にも信仰の自由、信仰の権利があります。法輪功を邪教として定めた法律はないので、法輪功は合法であり、かえって法輪功を弾圧することが違法です。江沢民がフランスで記者会見の時に勝手に法輪功を邪教だと言っただけで、法輪功を邪教として弾圧を始めました。江沢民は憲法を否定できるのでしょうか。憲法を踏みにじって良いのでしょうか」

 所長は「もし、また私に法輪功修煉者への迫害しろと言うなら、私は絶対にそんなことはせず、むしろ警察をやめます」と答えた。

  2009年12月12日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/12/9/213425.html

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