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全体で向上することについて


文/中国の大法弟子

(明慧日本)私は、全体で向上することについて次のように認識しています。個人個人の修煉者はまず自己管理を厳しくし、師父のおっしゃったことをしっかりと行い、少なくとも1日の終わりに一度はその日を振り返って見る必要があると思います。真に修煉している弟子として、言ったことや一つ一つの考えがすべて法に基づいているかどうかをチェックします。例えば、法を学ぶとき全身全霊で学んだか、正念を発するときできるだけ多く行ったか、五式の功法を全部煉ったか、法輪功が迫害されている真相を伝える努力をしたか、人を救い済度することができたかどうかなどを一度チェックする必要があります。もし、全員が毎日このように努力し続ければ、全体を円容し全体で高まっていくことにつながると思います。

 全体で向上していくことは口先だけでは成り立たず、私たちすべての修煉者が個人の次元を高めていく中で、執着を捨ててこそ、それが現れてくるのです。師父がおっしゃったように、多くの衆生を急いで救い済度することを、すべての大法弟子が正念を持って正々堂々と行っていれば、邪悪な旧勢力の残党は妨害することなどできるでしょうか? 大法弟子を迫害することができるでしょうか? できるわけがありません! 「邪悪は弱いものを虐め、強いものには弱くなる」と、ある同修が言った通りだと思います。あなたがもし恐れれば恐れるほど妨害がやってきます。以前の私も恐怖心が強く、何かをする時、先に恐れてしまっていました。『明慧週刊』の中で同修の関連文章を読んだ後、私はその同修のように自分の恐怖心を取り除くために毎日発正念し、それは効き目がありました。

 2008年、北京オリンピック開催の前後には警察の警戒が厳しく、私は真相の資料を運搬するとき恐怖心が時々表れ、同修に対して良くない考えが出たとたん、瞬時に正念で頭から排除していきました。今はすでに習慣になり、恐怖心が私のところに留まることができなくなりました。最後の時になって、すべての同修は自分を協調人と見て、自ら進んで師父の要求されたことや全体を円容し、邪悪に乗じる隙を与えないようにすべきだと思います。

 私たちは「師父の喜ばれることだけを願う」という言葉をよく口にします。私たち全体は、法を学んで比し、修して比し、多くの衆生を救い済度する環境を比べ合うべきです。私は同修の修煉に対してよく感動します。ある同修は法をしっかりと学んでおり、発正念もよくできて、五式の功法もきちんと煉っていること、また、他のある同修は真相伝えに心血を注いでおり、正に衆生を必死に救い済度しているのを見て、自分も励まされました。もし、同修たち全てがこのようにできれば、全体として最大の法力が現れてくるはずで、邪悪は解体されるか或いは逃げ出すことでしょう。

 同修の皆さん! 私たちは共に努力していきましょう。さまざまな執着を早く取り除き、師父のおっしゃった通りにしっかりと行い、私たちの済度すべき衆生を救い出しましょう。すべての同修がこの正法修煉で円満成就でき、すべての衆生が救い済度されることができれば、私たちの師父は一番喜ばれることでしょう。

 わずかな個人の悟りですので、不適切な所があればご指摘をお願いします。

 2009年12月16日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2009/12/15/214379.html

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