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張英さんに対する上海警察署の迫害(写真)

(明慧日本)上海の法輪功修煉者・張英さん(39歳・女性)は2001年、新婚間もなく夫の藍兵さんと共に連行された。上海閔行区公安局は張さんに7日間連続で尋問と迫害を行った。警官は彼女の顔を地面に押し倒し、手枷で後ろ手に縛り、膝で彼女の背中を押し、手枷を上げ、ビンタを張り、髪を引っ張り、ベルトでひっぱたいた。彼女は屈服しなかったが、警官は彼女を後ろ手に縛ったまま留置場に2カ月間監禁した。労働教養所に移されたあと、張英さんは自分への人権侵害に抗議して断食したため、より一層残酷な拷問を招いた。警官は彼女を後ろ手にして窓の柵に縛り、大小便のときも放さず、同時にスタンガンで彼女の口を電撃した。

張英さん

上海長寧公安支局前に座る張さんの両親

 張さんの2回目の逮捕は労働教養所から出て半年後のことである。戸籍登録をするために派出所に行ったが、そこで警官の楊に理由もなく逮捕された。当地の610弁公室と警察が彼女に対して尋問を行ったが、彼女は人権侵害の理由であらゆる質問への回答を拒否した。そのため彼女は15日間留置された。宝山区留置場で張さんは断食したが、看守らは「潅食」を行った。10月末の晩秋にもかかわらず、看守らは裸足の彼女を水の中に立たせ、両手を後ろ手に縛った。15日経って、彼女はきわめて衰弱したので、警察は責任を取らされることを恐れ、息絶え絶えの張さんを釈放した。

 2005年9月24日朝、張さんは、警察と610弁公室に3度目の連行をされた。罪名はなんと「インターネットにアクセスしたこと」である。宝山区留置場で断食した彼女は病院に運ばれた。その後、青浦女子労働教養所に送られた。その後も残酷な迫害を受け、高血圧や心臓病を患った。迫害により、見る影もないほどやつれていた彼女は重労働を強いられ、労働中に数回にわたって失神したという。

 2006年9月に釈放された張さんは、いつも自分と家族の動きを報告するように警察に要求された。610弁公室は彼女に対して24時間監視を行っていた。張さんと家族は恐怖の中で日々を送った。2009年9月8日に上海警察署と当地の610弁公室は理由もなしに、張さんに対し4回目の逮捕をした。警察は彼女に対して拷問を行い、張さんは何度も失神したあと上海氏監獄総病院に運ばれた。同月23日に張さんの家族の委託を受け、病院に見舞いに行った弁護士の張伝利さんによると、張さんは自力で歩けないほど体が弱っていたという。

 張さんの夫である藍さんは2001年に10年の懲役刑を言い渡されたが、つい最近釈放された。留置場で残酷な迫害を受けたため、両目はほとんど失明している。藍さんの両親が張さんを捕まえに来た警察に「何で張を連行するのか?」と聞いたところ、警察はなんと「審査のために先に逮捕する、証拠は後でなんとでもできる」とうそぶいた。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年12月16日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/12/10/214172.html

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