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四川省楽山市:裁判官は法輪功修煉者の弁護を阻止

(明慧日本)四川省楽山市の法輪功修煉者・王善竹さんの夫は2009年12月9日、北京の弁護士・梁小軍さんに妻の無罪の弁護を依頼した。しかし裁判所は、家族に通知することなく開廷した。

 裁判長の雷志軍は「8月18日にすでに開廷した」としたが、梁弁護士が雷に「開廷したのに、なぜ家族に知らせなかったのか?」と問いただした。雷は「公告があった」と弁明した。しかし、公告はいったいどこにあったのか? 誰一人として知る者はいなかった。裁判所はこれまで家族に通知もなければ、家族の面会さえ許可しなかった。王さんの夫は、判決文を受け取っていない。

 裁判長の雷志軍はずっと顔を出さず、梁弁護士を避けていた。ここ数ヶ月間、王さんの夫は何度も雷に会いに行ったが、雷は面会を拒否した。ある時、雷に会った王さんの夫は話があると言ったが、雷は「家族には何も言うことはない」と言い、司法警察に王さんの夫を追い払うよう命じた。

 梁弁護士が雷に「開廷したならば、なぜ家族に知らせなかったのか」と聞くと、雷は「どの法律で家族に知らせるよう定めたのか? なぜ家族に知らせなければならないのか?」と言った。それに対し、弁護士は「どの法律で家族に知らせないと定めたのか?」と聞くと、雷は何も答えられなかった。

 王さんの夫は9日午後、判決文を取りに行ったが、裁判官は、ないと答えた。法律によると、開廷から1ヶ月以内に必ず判決文を出さなければならない。裁判所が判決文を出さない限り、再び開廷しなければならず、弁護士も弁論を行なうことができるはずである。中共の裁判所の行為は全く法律に基づいていない。

 2009年5月5日、王さんは家宅捜査を受け、ノートパソコン1台と、600〜700枚のCD-ROMを没収されたうえ、強制連行された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年12月17日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/12/12/214270.html

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