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湖北省麻城市の法輪功修煉者・項金平さんが受けた拷問

(明慧日本)湖北省麻城市の法輪功修煉者・項金平さんはこの十年間、法輪功の修煉を堅持したことで、何度も連行されて迫害を受けた。2006年には再び家財を強奪され、拷問を受けた後に湖北省女子労働教養所に送り込まれて迫害された。

 項さん(46歳女性)は元麻城市綿織工場の従業員であった。2006年5月13日に母親、夫と一緒に鄂州市にいる親戚の所に行く途中、駅で警官に拘束され、持参していた(法輪功が迫害されている内容の)資料が発見され、鉄道派出所に拘禁された。その後、法輪功の書籍、師父の法像、テレビ、DVDプレイヤー、ラジカセ、MP3など全ての家財を強奪された。

 鉄道派出所で警官は硬軟両様の戦術をとって、項さんの夫に口述内容にサインするように強要し、深夜12時まで苦しめた後で釈放した。項さんは派出所に残されて継続して尋問を受け、深夜には竹針で指を刺す手口で虐待された。5月14日、鉄道留置場に移送されて37日間拘禁され、殴打、ビンタを食らわされた。深夜に煉功しているところを警官に発覚されて四度も食事が提供されなかった事もあり、防疫所で血を1袋採血されたこともある。煉瓦の上に立たされ、両手にはめた手錠をドアの上段に引き上げて固定された後、足下の煉瓦を取られ、腕の激痛で悲鳴を上げ、ようやく手錠を外された。

 2006年6月20日、1年間の労働教養を言い渡されて湖北省女子労働教養所に送り込まれた。強制的に師父と法輪功を貶すビデオを見せられ、他の受刑者に監視され、寝かせない、強制労働、軍事教練、長時間日光にさらしっ放しにされるなどの拷問を受け、骨と皮ばかりに痩せこけ、持病が再発し、口から泡が出て危篤状態に陥った。家族が500元を送った後、ようやく病院に送られ、医者の提案で保証人を立てて一時出所し、9月22日に自宅に戻った。労働教養を強いられた期間は130日間だった。

 項さんは1999年から迫害され始めた。1999年9月26日、法輪功が無罪で迫害されていることで北京へ陳情に行った時、北京の警官に拘束され、北京留置場で3日間拘禁された後、麻城市留置場に移送されて8日間拘禁された。持参していた400元を強奪され、家族も2000元をゆすり取られた後、釈放されて自宅に戻った。

 2000年旧暦の1日17日の夜、麻城市綿織工場の主任・劉燕、喩蘭霞、厳軍森ら3人が項さんの自宅に押し入り、法輪功書籍を強奪し、項さんを綿織工場の洗脳班に送り込んで毎日洗脳、強制労働を強要した。項さんは持病が再発し、めまい、嘔吐、下痢するなど3ヶ月間迫害された後、5月中旬に釈放されて自宅に戻った。

 2009年12月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/14/214372.html

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