日本明慧
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師父にしっかりと付いていく(四)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)

 五、深刻な教訓

 12月29日に帰郷し、大晦日の翌日に私は高熱が出ました。全身の骨が痛くて、冷えている感じがしました。最初は業を取り除くときに現れる現象で、すぐに乗り越えられると思っていましたが、ますますひどくなりました。私は、これが邪悪の迫害だと思い、絶え間なく発症念をしましたが、あまり効果がありませんでした。私はとても焦りました。ちょうど年越しの時期で、親戚や友人が訪れるというのに、私は病気で倒れ、どうやって真相を伝え、法を実証するのかと思いました。内に向かって探しても分からず、いったいどこに問題があるか分かりませんでした。私は心の中で師父に尋ねました。

 ちょうどこの時、父は私の前で母に「誰かに金を返しに行く」と言いました。私ははっと気付きました。私が帰郷した時に、両親に2千元を渡しましたが、そのうちの500元は資料を作るために同修がくれました。しばらく資料用に金を使わないので、この500元を借りて、2千元をそろえて両親に渡そうと思いました。そうしたほうが「大法のことばかり考え家を心配しない」と両親から文句を言われることを避けられるからです(これもまた情であり、私心です)。給料が出た時にすぐに補えばいいと思ってしまいました。私は同修の信頼を裏切り、自分が修煉者であることを忘れました。常人の法律でさえ公金を使うと、罪になり、ましてこれは同修が節約してためたお金は言うまでもありません。これは大変な過失です!

 私はすぐに同修に連絡し、このことを暴露しました。これで業が減少し、なるべく早く自分が招いた邪悪の迫害から抜け出そうとしました。私は同修がくれたお金を補いました。やっと完全に治りました。この事件が私に与えた教訓はとても深刻でした。修煉は決していい加減は許されません。修煉者は必ず、いつも自分の言動が法理の基準にふさわしいかを量らなければばなりません。自分はこのことで人情が働いてしまいました。親孝行は良いことだが、何をして良いか悪いかを分かっていなければなりません。

 六、結語

 自分の5年近くの修煉過程を振り返って、歓喜したことも涙を流したこともありました。心性が向上したあとの爽快もあれば、悟性が劣っている時もありました。もっとも感じたのは師父と大法の恩義です。師父の広大な慈悲がなければ、大法弟子の今日のすべてはありません。短い5年間、師父が弟子の手を引いてくださって、師父にしっかりと付いてきたことでここまで歩んで来て、少年から青年へと成長したと本当に感じました。「金色の歳月」という言葉がありますが、私は本当に修煉の歳月を金色に感じました。大法を選択したことに悔いはなく、さらに、自分がこの偉大な時代に間に合い、縁を結ばれたことを幸いだと思います。正法時期の大法弟子の偉大な責任を担い、正法の最後の時にさらに精進するしかありません。

 (完)

 (明慧ネット第6回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 2009年12月22日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/11/13/212219.html

■関連文章
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