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医学専門家:中共が生きたままの臓器摘出の際に麻酔を施さない理由

(明慧日本)中国共産党(以下、中共)の組織ぐるみによる生きたまま法輪功修煉者から臓器を摘出している事実が、証言により明らかになった。その中で、軍の医師が臓器を摘出する際、麻酔を使わないことに疑問を感じた人がいる。それは、中共の人間性の欠如と残忍さに対する認識不足であり、医学知識の不足と思われる。以下は疑問に対する専門家の答えである。

  一般人の疑問

  もし麻酔を施さなければ生体がけいれんを起こし、医師が必要な臓器を誤って傷をつけてしまうのではないか? 麻酔は筋肉の収縮を和らげる役目があり、手術を順調に運ぶことができる。人が痛みを感じると、筋肉が収縮して手術に不利になるのではないか? 麻酔は高価でなく、麻酔を施さない必要性はないと思う。

  医学専門家の答え

  これらの疑問はすべて一般人の考えで、現実と合わない。自分の知る限り、中国で死刑囚の生体から臓器を摘出する際、麻酔を使わないのは事実。しかし手術前には、血液が固まることを防ぐため、まずヘパリンを打つ必要がある。死刑囚を銃殺するとき、後脳の中枢神経を避けて撃つので、撃った後も死刑囚はまだ息があり、動けないだけだ。そこで、医師は迅速に各種の臓器を取り出す。痛みで生体はけいれんするが、これは致し方ない。それは神経自身の反応なので、麻酔を使っても同じことが起こる。

  死刑囚の臓器摘出に参加した人なら、これらの事情を熟知している。医師たちは順番に、各自が必要とする臓器を切り離し、食肉処理業者よりずっとテキバキ行う。すべての臓器を摘出するだけではなく、皮膚まで完全に剥がしてしまう。臓器に繋がっていた多くの血管を切りとり、移植を受ける患者の状況に合わせてまた処理をする。臓器に傷を付けるなどありえない。なぜ女性の腎臓が男性の腎臓より人気があるのか? それは女性の腎臓の血管が長いからだ。

  もう一つの原因は、麻酔を打つと臓器の品質を落としてしまうからだ。文化大革命のころ、鐘海源という女性から臓器を摘出した全過程が本になった。本には、「彼女は麻酔を打たれず、医師に抑えられたまま、生体から臓器を取り出された」と書かれている。

  中共はただ金を貪るためにやっている。移植した臓器の生存率は低いため、移植を続けて行うと儲けが多くなる。移植患者が手術完了時点で生きていれば成功したと中共は考えており、数日後に患者が死亡しても、彼らはやはり手術は成功したという。中共は生存率が低ければ低くても構わず、手術の当日に成功すれば、それでよしとしている。後で問題が出ても、すべて患者自身の原因で起きたことであり、再び手術を受ければよいと考えており、金を儲けるのが最優先だ。

  2009年12月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/21/214779.html

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