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ロイター通信:アルゼンチン連邦裁判所が江沢民に逮捕状  

(明慧日本)12月22日のロイター通信によると、アルゼンチン連邦裁判所のラマードリッド裁判官は12月17日、中国前国家主席・江沢民被告と最高指導部の元高官・羅幹被告を、法輪功(ファルンゴン)への集団弾圧の主導者として、ジェノサイド(集団虐殺罪)と拷問罪で、2人に逮捕状を発付すると裁定。この判決は歴史的な意味を持っていると法輪功修煉者は表明した。

  ラマードリッド裁判官は4年かけて法輪功修煉者が受けた迫害などを調査した後、12月17日、国際刑事警察に両被告を逮捕するよう要請した。

  同裁判官は、アルゼンチン憲法にある「普遍的管轄権」により判決を行った。この原則は、アルゼンチンの裁判所が他国の人権問題を審理することを許可するものである。

  同裁判官は「『普遍的管轄権』の原則を実施しなければ、犯罪者を逮捕できない。これは国際社会が避けようとする問題だからだ」と話した。

  原告側弁護団の1人、アレハンドロ・G・カウズ弁護士は、「これは歴史的な判決だ。アルゼンチンで、初めて治外法権を利用して国外の犯罪者を追及することになる」と話した。

  1999年に法輪功への迫害を開始して以来、中国共産党は数十万人の法輪功修煉者を監禁した。

  法輪大法情報センターによると、昨年だけで104人の法輪功修煉者が迫害で虐待されて死亡、この10年間で死亡した人はおよそ3242人に達するという。

  アルゼンチン法輪功学会会長の傳麗維さんは「これは素晴らしいニュースです。中国人に法輪功への迫害は間違っていると教えると、中国人は『共産党の話は間違っているかもしれない』と思うかもしれません。教えた人がアルゼンチン人だとしても」と話した。

  2009年12月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/23/214928.html

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