吉林省ユ樹市:警官の侵入で老人がショック死
(明慧日本)吉林省ユ樹市公安局は、許可もなく法輪功修煉者・柴秀芝さんの家に侵入し、家宅捜査をして家財を没収した。柴さんの家族の反対を押し切って、柴さんを強制連行し、ユ樹市留置場に無罪の柴秀芝さんを拘禁した。
柴さんの家族は、体の弱い柴さんが迫害で倒れ危篤状態に陥ったと訴え、釈放を求めた。公安局は「保釈金」を条件に、18日間拘禁されていた柴さんの身柄を釈放した。一方、柴さんの夫・彭鉄則さんは国家保安大隊の嫌がらせを1カ月ほど受けたあと、ショックにより死亡した。
以下は事件発生後、彭さんが受けた迫害の状況である。
「2009年9月28日午前10時50分から12時の間、長春市国家安全局の2人とユ樹市公安局国保大隊の4人(隊長も含む)が許可もなく突然、家に侵入し1時間ほど家宅捜査を行った。たんすや引き出しを次から次へと開けて家中を荒らした。さらに通帳・プリンタ・DVD・スピーカ・ビデオカメラ・携帯電話などの所持品と法輪功の関連書籍・資料も法的根拠もなく没収した(その後、通帳とビデオカメラは戻された)。
警官らが窓ガラスを割って侵入した時、彼らを止めようとしたが、私は若い警官に倒されて、下腹部を蹴られた。いきなりの暴行で肋骨を怪我し、痛めつけられた。60歳の体で反抗しようとしても、力がなかった。とはいえ、何の罪も犯していない私の家にどうして彼らは入ったのか?」
1999年9月28日、柴さんは勤務先から理由もなく公安局に強制連行された後、労働教養を科されたが、4千元の保釈金で釈放された。2000年5月、柴さんは北京へ行く途中に強制連行され、ユ樹留置場へ移送された。朝、芝さんが煉功を始めると、しばしば警官に殴られた。2001年8月、柴さんは強制連行された後、2年の労働教養を強いられ、長春市女子労働教養所に拘禁されている。
2009年12月25日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/22/214842.html)
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