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浙江省:余立新さんは8年間牢獄で迫害を受け、さらに4年の実刑判決

(明慧日本)浙江省温嶺市の法輪功修煉者・余立新さんは、労働教養8年の牢獄生活を強いられ、残酷な迫害を受けた。2009年に刑期を満了して釈放されたが、9月に再び連行され判決を受けた。  

 2001年1月、余さん(43歳男性)は北京へ陳情に行った際、警官らに連行された上、秘密裏に十里労働教養所に移送され3年間の迫害を受けた。余さんは2004年に再び連行され、5年半の実刑判決を受けた。 

 余さんは2009年9月、三度にわたって連行され、警官らに7千元を没収された。余さんは留置場で断食し、迫害に抗議した。警官は余さんを病院に連れて行った。病院では成分不明の薬物を注射された。薬物投与によりベッドから起き上がれなくなった余さんは、足かせもかけられていた。

 2009年12月4日、当地の警察・検察・裁判所の役人らは、余さんが監禁されている人民病院に行った。家族や弁護士に通知をしないまま、その場で不当に開廷審査を行った。この情報を聞きつけた余さんの友人たちは、病院に駆けつけ、傍聴しようとした。警官は友人の傍聴を妨害しようとしたが失敗した。そして役人の指示を受けた警官は、余さんの友人の写真を撮り、ビデオに収め、身体検査をした。その後、友人たちはようやく入室できた。  

 まもなく、歩けなくなった余さんが、警官2人に支えられて入室してきた。目を開ける気力もなく、動くこともできない状態で、話し声もたどたどしかった。そして、余さんは4年の実刑判決を受けた。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年12月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/16/214487.html

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