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互いに学び合い、足りないところを見つける(写真)

(明慧日本)ドイツ西南部にある都市、カールスルーエ(Karlsruhe)で2009年12月28日、ドイツ法輪大法修煉体験交流会が開かれた。法会では十数人の大法修煉者が、法を実証する中でいかに法理に基づいて修めたか、協調の面においていかに内に向かって探したのか、いかに修煉と家族との関係を処理したのかなどについて、修煉体験談を発表した。交流会の後、大勢の修煉者たちはとても良い勉強になり、発表した同修たちはみな内に向かって探し、新しい修煉者が着実に修煉していることも古い修煉者たちの励みとなったと感想を述べた。

同修に学び、足りないところを探す

 「感動しました。聞いている間、私は幾度となく涙を流しました」と程さんは感想を述べた。修煉しない家族と法を実証する中で、いかに両方の関係をうまく対処したかについての同修の体験に、とても深い感銘を覚えたと程さんは述べた。「彼女の修煉は困難に満ちていましたが、法に対する彼女の信念は確固たるものでした。彼女の難と比べると私が抱えている難は微々たるものです。しかし、私はいつもうまく乗り越えることができません。私は、とても恥ずかしく思います」

 「去年の法会の時、私は彼女と同じ部屋に泊まりましたが、その時、彼女は毎日笑顔でした。大きな難を抱えているとは思えませんでした。今後、私も彼女のように難をうまく乗り越えることができれば良いと、心の準備をしています。彼女の体験談の中で一番の印象に残ったのは、法を師として修煉したというところでした。絶えず法を学び、絶えず法を暗記するなど彼女の修煉体験は、私にとても深い印象を残しました」

 「体験談編集の過程でいかに虚栄心を取り除いたのかについて発表した同修の修煉体験ですが、実は私も同じ経験をしたことがあります。本当に良い勉強になりました」と、ドイツとスペインの国境地区に住んでいるある中国人修煉者は、感想を述べました。「自分が書いた文書が同修によって修正された時、それを素直に受け入れることができるかどうかが、とても肝心なことです。書いた原稿を元々の内容がほとんど全部なくなるくらいまで修正された時、心が平然として受ける入れることができれば、その人は、すでに大法の中から法理を得たことになります。他の修煉者がやった仕事に対して不満を言うのではなく、いかに尊重し協力するかなど、同修の発表は私にとても大きな感銘を与えました」

 同じく、ドイツとスペインの国境地区に住んでいるコルネリア(Cornelia)さんは、「法会を通じてたくさんのことを得ることができました。家に帰ってから時間をかけてじっくり振り返ってみたい。特に、職場で蓮の花を人にプレゼントしながら真相説明を行い、煉功場所まで立ち上げたという同修の体験を聞いて、自分の足りないところに気づくことができました。彼は短い時間にたくさんの仕事をやり遂げており、彼と比べると私の真相説明は、的を射ていません。その他にも神韻のチケット販売に協調したという同修の発表を通じても、私はいつも自己中心に物事を考える自分の執着に気付くことができました」と感想を述べた。

 法を学び内に向かって探す

 趙さんは今までの修煉過程において、周りの同修たちばかりを見ました。その執着は趙さんの修煉において大きな邪魔となりました。今回の法会は、彼に大きな感動を与えました。特に、家庭から生じる難と党文化から受けた毒害をいかに取り除いたのかというそれぞれのテーマで発表した2人の同修の修煉体験を聞いて、趙さんは「彼女たちは些細なところからものの本質を動かしています。彼女たちは確実に修煉して向上しています。内に向かって探すのではなく、私はいつも外に向かって探していたのです」と、趙さんは自分の修煉を振り返った。

 「法会はとても感動的でした。私も自分の修煉状態をしっかり確認しなければなりません。同修の修煉体験を聞いて自分の足りないところを見つけなければなりません。きっと自分は的を射て向上につながると思います。特に、多くの中国人同修は、すべての面において内に向かって探しており、小さい子供の行動からも自分の足りないところを見つけ、たとえ相手に落ち度があったとしても人を非難するより、まずそれを受け入れて協力します。彼女たちにとって誰が間違っているのかが重要ではなく、いかに内に向かって探し着実に自分の心性を高めるのかが重要なのです」と、趙さんは感動を隠せなかった。

 党文化の影響を見極める

 共産党文化の毒害は、中国大陸の大法修煉者に限らず、一部の西洋人修煉者にも影響が残っています。なぜなら、彼らの中の多くの修煉者は旧ソ連、東ヨーロッパと東ドイツから来ており、いかに共産文化の毒害を見極めるべきかについて、同修の修煉体験に共感を覚えることが多かったからです。

 ドイツの大法修煉者・ベロニカ(Vironica)さんは、法会の中で体験発表者の文章の翻訳を手伝ったが、担当した修煉体験文章の内容がちょうど共産文化の根強い影響に触れていたので、彼女は感じるところが大きかった。彼女は東ドイツ出身なので、名利心や、気性が激しいなどの共産文化の毒害がまだ残っている。

 「幼い時から国のために戦うのだと教えられました。心では納得できませんでしたが、10年間ずっと学校で暴力的な教育を受けながら成長したので、私はすっかり変わりました。当時、私はいつも恐怖に怯えていて、学校の先生は私にとってとても怖い存在でした。もし、学生が先生から求められた要求に達しなければ、卒業証書に国に通用できる人材ではないと書き添えされます。いまだに私はその影響を受けており、それによって私には強い名利心が生じてしまいました」

 法会を通じて得た啓発

 ドイツ語大紀元新聞社の責任者・鄭さんは、中国語大紀元の編集者の発表を聞いて啓発されたと述べました。なぜなら以前、鄭さんは編集の過程で多くのトラブルに遭い、他の修煉者との心性の摩擦を経験したからだ。学法を通じて彼女は心性が向上し、難を乗り越えることができた。しかし、当時の同修と良く交流して原因の所在を明らかにできれば、互いに理解し合うことができたなら、トラブルも早く解決できたはずだった。大紀元新聞の発展にも良い影響を与えたことだろう。そして鄭さんは、もっと多くの機会を作り、関をうまく乗り越えた同修の体験発表がとても重要で、他の同修の修煉にも良い手助けになるだろう、と感想を述べた。

 2010年1月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/29/215291.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/1/1/113508.html

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