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吉林市:王慧敏さんは何度も迫害を受けて死に至る

(明慧日本)吉林市の法輪功修煉者・王慧敏さん(63歳女性)は、1994年に法輪功の修煉を始め、それ以来ずっと法輪功の「真・善・忍」の教えに従って他人の事を優先に考えるなど、周囲の誰もが認める良い人であった。王さんはかつて、脳血栓など多くの病気を患っていたが、法輪功を修煉するにつれて全快した。しかし、王さんはこの10年来、ずっと中共当局の迫害を受け続け、2010年1月3日に死亡した。

 1999年7.20以来、王さんは現地の法輪功修煉者の連絡担当であったため、いつも市公安局、区や町の派出所から嫌がらせを受け、法輪功の修煉を放棄するよう強要されていた。1999年10月、北京へ陳情に行った際に、王さんは1年の労働教養刑を強いられ、その期間にさまざまな拷問を受けた。2001年に釈放されたものの、その後も監視されていたため、王さんは放浪生活を余儀なくされた。

 2002年、王さんは吉林市公安、国安の警官に連行され、7年の判決を下された。その後、王さんは刑務所で受けたひどい拷問により障害を受け、自宅に運ばれた。

 共産党の全国大会が目前となった2002年10月、王さんを含む現地の法輪功修煉者40人以上が当局に連行された。

 2007年7.20、市公安局の警官らは「敏感の日」を口実に、再び王さんの自宅の窓ガラスを壊して室内に侵入し、王さんを強制連行した。隣人の目撃情報によると、王さんはパトカーに押し入れられる際、身体を動かせないように、シーツを被せられていたという。

 2008年10月、王さんは友人と共に九台労働教養所付近で数台のパトカーに囲まれ、暴行を受け、強制連行された。その後、九台労働教養所で6日間拘禁された。

 この十年来、10回以上も連行され、2回も殴打で動けなくなった。長年の精神的・肉体的迫害でひどく苦しめられた王さんは、睡眠も食事も取れなかったため、2010年1月3日に自宅で亡くなった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年1月19日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/1/17/216415.html

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