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神韻の公演を阻む香港政府 豪州の芸術家が厳しく非難

(明慧日本)神韻は2010年1月27日から香港で初めての公演を行うことになっていたが、香港政府が中国共産党の制圧を受け、芸術団の主要なスタッフ6人のビザを許可しなかったため、公演はやむなく中止となった。クラリネット奏者・楊軍さんはこのことに驚き、残念な気持ちを表明した。楊さんは、香港政府が中国共産党の暴威に屈して、この素晴らしい公演を破壊することに参与してはならないと述べた。 

  楊さんは「神韻は内涵が深く、伝統的なレベルの高い芸術で、大勢の観衆を感動させており、世界のトップレベルの芸術ホールで光り輝く素晴らしい芸術を展開しているため、華人は皆誇りに思っており、神韻の名はすでに華人の中で広く伝えられている。しかし中国の伝統的な文化を復興し、全世界で熱烈な歓迎を受けているトップレベルの素晴らしい公演が、香港で阻まれて公演できないことに対して、『一国二制度』が本当に存在しているのか疑いたくなります」と述べた。

  楊さんは「中国共産党はすでに中国の伝統文化を全て破壊しました。今、海外で熱心に中国の伝統文化を復興している芸術家の努力により、このように世界のトップレベルの公演が展開されているのに、意外にも香港政府が表に立って破壊するとは、私は芸術家として、理解することができません」と述べた。

  楊さんは「私は全世界の良知ある人々がこの真相をはっきりと見極め、共に香港政府に対して私達の心の声を伝え、芸術が中国共産党の政治に利用され、伝統的な芸術文化まで打ち壊す対象にすることを絶対に許してはならない」と呼びかけた。

  楊さんは「香港政府は中国共産党の暴威に屈して、このような素晴らしい公演を破壊することに参与してはならず、これは恐ろしい現象です。今の香港政府は完全に中国共産党の手先になり、中国共産党のコントロールを受けています。中国共産党の主席はかつて、香港は50年間制度が変わらないと言いましたが、全てがうそです。1997年の香港の返還から現在まで、わずか10数年しか過ぎていないのに、今すでに伝統的な文化の公演まで中国共産党の言いなりになり、香港の人々の願いに背くことをしています」と言った。

  楊さんは「私は香港の神韻公演のチケットがすでに売り切れていることを知っています。香港政府がしていることは観衆に対して非常に無責任です。香港政府が目覚め、何もかも中国共産党の言いなりにならないよう望みます。もし自由民主の価値観をすべて捨てるならば、香港の将来は恐ろしいことになります。神韻の公演は素晴らしく、香港の人びとはこの完璧な公演を鑑賞する中で多くの恩恵を受けることと思います」と述べた。

  2010年1月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/24/216851.html

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