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あらゆる事が私達をより一層成熟させる


文/中国の大法弟子

(明慧日本)1月27日に予定していた神韻の香港初公演が、余儀なく中止となったニュースを聞いたとき、心が震えました。その瞬間に、正法時期大法弟子としての私は、こういう時期こそより理性的で成熟すべきと実感したのです。

 私達の知っているように、中国共産党は師父が法を正されることや、大法弟子が法を実証すること、及び衆生を救い済度することにすべての不利な動きは、中共の自身の解体を加速させる動力になるほかありません。中共は大法弟子が師父の正法を手伝うことを妨害しても、いつも思い通りに行かず、逆に私達を助けることとなりました。それで、いつも旧勢力に追行し悪事を働き、未来の新宇宙に入ろうとしない膨大な生命群に失望し、悲しんでいます。同時に、修煉の厳粛性、衆生の救い済度の緊急性、及びその過程にあるべき成熟、知恵、理性、正念、強い意志をより求めることを感じ取ったのです。

 宇宙の法理は今日の人類社会のすべての現象が大法と大法弟子のために存在しているのをすでに決定済みです。そうなると、公演が中止となった原因は一体どこから出てきたでしょうか。私達の一人ひとりは法に沿っていない考えや行動があったのでしょうか。それで、旧勢力に隙を乗じられたのでしょうか。私自身の場合はすでに歓喜心を生じてしまい、厳粛に対処できず、全体に影響をもたらしたことを察知しました。正法がここまで来ているので、もう結果が出ているようなもので、邪悪が挽回する気力は残っていないと思い、たまに、神韻公演が順調に進めるように発正念していただけでした。真剣さが全然足りません。これはすでに理性と厳粛性が失われている現われなのです。

 正法が終わらないと、迫害が自らなくなることや、邪悪がよくなることがありえないということは、前から知っているのに、なぜ、衆生を救う貴重な時期に、大事な正念を失ったのでしょうか。どのような執着心があって、万古にも手に入れられない修煉の機縁を大事にしなかったのでしょうか。一つ一つのチャンスは次に回ってこないため、毎回の救い損ねたときに、一部の衆生を救えないこととなります。命が救われるか救われないかの天地の差があります。宇宙の真理を手に入れた宇宙の保護者は、衆生の救い済度に力を入れずに入られるのでしょうか。

 同修と交流したいのは、もし私達の一人ひとりがより理性的で正念を持つことができれば、神韻香港公演ができるだけではなく、中国国内の中国人にも自ら進んで国内で公演ができるように神韻を出迎えるようになるでしょう。そうなると、救い済度する効果がより発揮できると思います。その日が来ることは、そう遠くないはずです。

 修煉のすべての過程は、将来になると、きっと忘れがたい良い思い出になります。その過程は私達のすべての大法弟子に更なる成熟、理性、正念を増強してくれるはずです。

 以上は個人の悟りで、不足点があれば、同修の慈悲なる指摘をお願いします。

 2010年1月28日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/1/27/217056.html

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