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吉林省の法輪功修煉者が生前に受けた様々な迫害

(明慧日本)吉林省吉林市の法輪功修煉者・李英さん(42歳女性)は、2年の労働教養を強いられた後、教養所でさまざまな拷問を受け、体が極度に痩せた。不明な薬物を強制的に注射された後、ずっと下腹が痛み、2009年11月18日に自宅で亡くなった。

  李さんは、1996年に法輪功の修煉を始めた。1999年7月、中国共産党は法輪功への迫害を開始した。李さんは「真・善・忍」と書かれたTシャツを着ていたため、警官に捕えられ留置場で拘禁された。

  2002年2月ごろの夜11時過ぎ、李さんの自宅は多くの警官に取り囲まれた。公安局、派出所の警官が10数台のパトカーで乗りつけ、李さんの自宅に侵入した。家財を没収したうえ、現金3000元、法輪功の関連書籍、煉功テープ、横断幕、法輪功の資料などを没収した。

  警官は法輪功に関するものについて、李さんに「どこで誰からもらったのか」と聞いた。李さんは答えなかったため、警官に殴られたり蹴られたりして、顔がすぐに腫れた。警官が李さんを強制連行する時、夫は止めようとしたが、警官に木の棒で頭を打たれ、出血した。12歳の子供は警官の暴力を見て驚き、布団の中にじっと隠れていた。

  警官は李さんを吉林市の第一留置場へ、修煉していない夫を青島街派出所へ連行した。荒らされた家には12歳の子供だけが取り残され、冷蔵庫にある子供の食べ物さえ警官に奪われた。警官は親族に、2000元を支払えば夫を釈放すると言った。

  李さんは留置場で自白を強いられ、警官に殴られた。警官の暴力行為に抗議するため、李さんは断食した。その1カ月後、2年の労働教養を科され、長春黒嘴子労働教養所に送られた。

  李さんは「三書」を書かないため、2年の労働教養の刑期が満期になっても釈放されず、さらに24日延期された。李さんは延期されたこと対し、断食で抗議した。警官の強制的な灌食に抵抗したため、不明な薬物を注射された。

  やっと釈放された李さんは、迫害によって極度に痩せこけ、非常に衰弱していた。家に帰った数日後、李さんは突然、嘔吐して食べ物が食べられず、全身に痛みを感じ、特に下腹の痛みに耐えられなかった。

  その後、李さんは2009年11月18日に亡くなるまで、ずっと下腹が痛んでいたという。

  2010年1月31日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/28/217111.html

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