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ある難関を乗り越えた体験

(明慧日本)2日前の11時を過ぎた頃、娘は婿と離婚しようと考え、子供を連れて実家に帰ってきました。自分の周りの環境すべては自分の心が促したものだと思い、すぐ、このことは私の心性に向かってきたものだと考えました。

 私は、先ず心を静め、内に向って執着を探しました。正に自分の心性に向かって来たものだと確信しました。 

 今まで真相を伝えるとき、まず大法の素晴らしさを言い、そして、身体が健康になり、家庭が睦まじくなり、子供たちまで利益を及び、大法を修煉すると幸せになれると話してきました。

 確かに多くの人は、私が修煉してから幸せに暮していると見て、修煉を始めました。前日、娘が2万元もする服を買ってくれました。着てみると、かなりいい感じで歓喜心や顕示心が生じ、それから、服を着て見せびらかし、大法を修煉すると幸せになれると証明しようとしました。

 しかし、今は娘が離婚しようとしており、私への生活費も断ち切り、娘は仕事をもてず、これからどうやって生活していくのでしょう。正に私の歓喜心などに向かってきたものではありませんか。

 直ちにそれを捉え、発正念してそれを取り除きました。大法を修煉するとは、人の幸せを得ることではなく、逆にそれを放棄していくべきものです。私は執着を見つけ、常人の心を捨てさると、娘は婿と一緒に自宅に帰り、婿との間の対立があとかたもなく消えさり、全てが正常に戻りました。

 この関門を乗り越えたことによって、どんな魔難に遭おうと、全て自分の執着がもたらしたものだとより認識ができました。その執着を探し出して取り除ければ、目の前にすぐ道が開け、決して、外に向かってはならず、常人の方法で修煉者の身に起きた問題が解決できないということを悟りました。

 他に、如何なるトラブルや如何なる関門が来ようと、全てが私たちの修煉を向上させるためのものだと認識すべきです。それらは私たちの修煉のためにあるものです。だから、非常に大きくて良いことなので、見逃してはいけません。毎回の機会を大事にし、しっかりと修煉し直実に昇華できるようにするべきだと思います。

  2010年2月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/26/216976.html

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