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河南省の法輪功修煉者が受けた迫害に関する資料を国連に提出

(明慧日本)2010年2月1日、中国河南省の法輪功修煉者・陳真萍さんの告訴状が国連に提出された。陳さんの家族は彼女の健康状態をとても心配し、国際社会の支援を求めている。

 陳さんの家族は、「彼女は刑務所で数十種類の残虐な拷問を受けています。刑務所は彼女への迫害事実を隠すため、家族に面会をさせません。彼女の命の保障はありません。現在、新郷市女子刑務所に拘禁中の法輪功修煉者はみな深刻な迫害を受け、被害の情報は外部に知らせません。私達は陳真萍の情況を知ることができず、とても心配です。刑務所側は、毎日修煉者を殴っているそうです」

 河南省の法輪功修煉者の陳真萍さん・丁楊さん・陳彤蓮さん・趙喜蓮さん・馬紅さん・梁玉英さん・張景芝さん・宋玉芳さん・呉艶さん・李志芬さん達は、それぞれ2002年から2010年の間に、河南省新郷市女子刑務所で拘禁され、独房に入れられた。

 独房とは、窓もない密閉されたとても小さい部屋で、中にセメントで作られたベッド以外何も置かれていない。昼間、囚人がベッドに座る以外は何もできない。冬はとても寒くて、長期間その中に拘禁されると幻覚も生じる。刑務所は法輪功修煉者に毎日ごく少量の食べ物しか与えない。

 女子刑務所の第5区と第11区はいわゆる「転向」させられた法輪功修煉者を拘禁するところで、毎日彼女たちは長時間労働を強いられ、70歳の修煉者であっても例外ではない。外部からの検査が入る時、彼女たちは手元の仕事を隠すよう命令され、そして法輪大法を中傷する資料などを勉強させられる。

 河南省の法輪功修煉者の家族は、手紙を通じて国際社会に以下のように呼びかけている。

 一、10年来、法輪功修煉者に対して、江沢民一派が犯した人道に反する罪・ジェノサイド罪・拷問罪などを全面的に調査してほしい。

 二、河南省新郷市女子刑務所で、現在も起きている法輪功修煉者に対する迫害を全面的に調査してほしい。

 三、河南省新郷市女子刑務所に不法に拘禁されている法輪功修煉者を即時釈放すべき。

 四、法律に基づき、職権を濫用した法律執行者らの刑事責任を追及する。

 五、不法に拘禁された法輪功修煉者とその家庭が被った精神的及び経済的損失を弁償すべき。

 中国共産党は法輪功迫害を実施する中で、恣意的拘禁と拷問のケースは数え切れない。国連拷問禁止委員会は2009年1月14日に国連人権理事会へ提出した年次報告で、「多くの場合、このような拘禁と強制治療は司法的審査のないものです」と述べた。

 国連は今日まで、中国共産党による法輪功修煉者に対する残酷な迫害に関する資料を数千例も受理した。これは国連の歴史上、かつてないことである。さらに多くの迫害の真相が知られるにつれ、国際社会の正義の力がきっと中国共産党に懲罰を下すに違いない。

 2010年2月7日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/2/3/217475.html

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