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正義感のある弁護士の弁護を恐れ、裁判所は何度も開廷を遅らせる

(明慧日本)黒龍省七台河市公安局は2009年9月22日に8人の法輪功修煉者を強制連行、うち5人が未だに拘禁されている。

 2009年12月中旬、法輪功修煉者の家族は北京の正義感のある弁護士に無罪弁護を依頼した。北京から来た弁護士は関連部門を訪れ、弁護の法的手続きや当事者との面会を要求した時に、七台河市の案件担当は「上級に報告して検討する必要があり、近いうちには開廷できない」と拒否したという。

 弁護士が北京に戻った後、新興区のある裁判官が法輪功修煉者の家族に「他地区の弁護士に依頼してはだめだ。現地の弁護士に依頼して、そしてどんなに努力しても有罪となるので、刑を軽くする弁護をするしかない」と脅した。

 中国において、裁判官が法律より共産党の指示を優先して法律の尊厳を踏みにじっていることがこれで分かる。

 2010年2月2日正午、裁判所は開廷しようとした。北京からの弁護士は遠路はるばる時間通り間に合った。裁判所では開廷待ちの法輪功修煉者の親族でいっぱいだった。

 裁判官らは皆慌てふためいた様子だった。ある裁判官は「現地では弁護士が山ほど多いのに、何で北京の弁護士を雇うのか?」と、ある法輪功修煉者の娘に聞いた。

 娘が「現地の弁護士は無罪の弁護ができますか」と質問したら、裁判官は黙った。結局、その日の正午に開廷せず、午後に遅らせた。しかし、開廷の時間になって、裁判所は裁判を中止すると皆に知らせた。

 翌日、弁護士と法輪功修煉者の親、友達は再び裁判所に行った。「裁判官は皆会議に行った」と留守当番が言った。今日まで、予定された裁判がずっと遅らされている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年2月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/2/7/217703.html

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