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黒龍江省:法輪功修煉者は労働教養を強いられ、姑は悲嘆のうちに死亡

(明慧日本)2009年6月頃、黒龍江省安達市在住の法輪功修煉者・于暁華さんは警官に強制連行され、ハルビン市戒毒所で労働教養を強いられた。2日後、家族は于さんが迫害に遭っていることを知り、于さんの姑はショックを受けて死亡した。夫は妻と離れ離れとなり、母親を亡くし、崩壊した家庭で独り寂しい思いをしている。

  于さん(51歳女性)は1998年に法輪功の修煉を始め、それ以来ずっと法輪功の「真・善・忍」の教えに従い、道徳心が向上し、舅と姑によく尽くし、家庭はとても円満であった。

  1999年から中国共産党により法輪功が弾圧されて以来、于さんの家庭は崩壊し始めた。同年8月、于さんは新興派出所の警官・趙培柱に連行されたが、修煉を放棄しないため、公安局長の王軍に15日拘禁された。

  釈放後、同年10月に于さんは8日かけて北京に辿り着いたが、前門公安支局に出身地へ戻され、安達留置場に拘禁された。公安局長の王軍は于さんを2年の労働教養処分にして、チチハル双合労働教養所へ送った。同所で于さんは多くの修煉者が残酷な迫害を受けているのを目撃し、また、迫害されてショックを受け精神的に崩壊した人のことも知った。修煉者は防護服もないままに、猛毒の農薬「六六粉」にさらされながら、包装作業をさせられ、また、法輪功を誹謗中傷するビデオを見せられるなどして、精神的にひどく傷つけられた。

  于さんは労働教養所から帰された後、法輪功を迫害するためにでっちあげられた、「天安門焼身自殺事件」に騙されている多くの人々に真相を伝えた。2000年1月5日、新興派出所の壁に、「法輪大法は素晴らしい」と書いて、迫害の停止を願った于さんは捕えられて拘禁された。

  2009年6月7日午前、于さんと同修のカク桂雲さんは安達市万宝山鎮で真相を伝えていたが、帰る途中で地元の警官に強制連行され、安達留置場へ送られた。6月18日、2人は黒龍江省ハルビン市の戒毒所(薬物依存症の患者の回復施設)に入れられ、迫害を受けている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年2月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/16/218312.html

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