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3度にわたって労働教養所で収容された法輪功修煉者が受けた迫害

(明慧日本)1999年7.20以降、中国共産党が公然と法輪功を迫害してから、唐山鋼鉄会社(以下「唐鋼」とする)で勤めている法輪功修煉者はずっと迫害を受けてきた。唐鋼の法輪功修煉者は迫害によって死亡する人、会社を除名された人、洗脳班に拘禁されるようになった人、実刑判決を言い渡された人、常に監視されている人などなどがいるが、以下は劉宝倉さんが受けた迫害である。

 劉宝倉さん(男)は、1996年から修煉を始め、体はますます健康になった。 しかし1999年7月20日の朝、劉宝倉さんは強引に会社に出社を命じられ、そして会社の張国珍書記と張宝来保衛科長は、その場で当社の10数人の法輪功修煉者に修煉を放棄する保証書を書くように強制し、すべての法輪功書籍を差し出すように強要した。

 2000年12月中旬のある夜、豊潤県の警官は突然劉宝倉さんの家に侵入し家財を没収した。翌日会社の警備員は劉さんを社内に拘禁した。拘禁の原因について、劉さんの家族が聞くところによると、劉さんが真相資料を配った疑いがあるとのこと。

 2002年の初め、劉宝倉さんがずっと自分の信念を放棄しないことを理由に、会社は劉さんを洗脳班に送って迫害に加担しようと企んでいた、劉さんは事前に会社の意図を知った後、仕方なく家を離れた。しかし会社はこれを理由に2002年2月25日に劉宝倉さんを除名した。 

  2002年7月末、20数名の警官らが劉宝倉さんの家に突入し、劉さんとちょうどその場にいたもう1人の法輪功修煉者を拘束した。部屋に飛び込んだ警官はまず劉さんの財布を奪い、中にある900元の現金を没収した。その時、1人の警官は劉さんに携帯電話を出せと強要すると、劉さんは「持っていません」と答えた途端、警官は劉さんの顔面を拳骨で強く殴打し、さらに4000元ほどの現金が入っているカバンをも没収した。他に3万元相当のコンピュータ、プリンターとオートバイを没収した。

  劉宝倉さんら2人が豊潤県公安支局に連行された後、2人の警官に足で首を踏まれたり、腕をねじられたりして、1晩中ずっと苦しめられていた。翌日第2留置場まで連行され、服の持込は全く許されなかった。1ヶ月後、劉さんはさらに紡織大学に設置された洗脳班に送られて2ヶ月半拘禁された。 

 2002年11月19日、劉宝倉さんが再び労働教養所で3年間労動教養で収容された。この間、ひっきりなしに法輪功を中傷するテレビを見ることを強いられた。テレビを見る時、目を少し閉じるだけで直ちに警官に棒で殴られる。修煉を放棄しないため、長さ20センチ、幅が10センチほどの硬い腰掛けの上に座らせ、毎回数時間、長い場合10数時間座らせた。そのため、多くの法輪功修煉者は臀部が潰爛した。また、極めて細い縄で法輪功修煉者の肩、腕、手を強く縛ることで、縄はゆっくりと肉の中に入っていく。このような残虐な拷問は、軽ければ何日間腕が持ち上がれない、深刻な場合は身体障害者になるケースがある。

 2004年末、劉宝倉さんは会社に戻ったが、アルバイトとして使われるだけで、収入は正常時の半分しかない。中国共産党のいわゆる敏感な日になると、監視されたり、尾行されることがよくある。

 2010年2月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/8/217781.html

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