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心から協力し合えば 奇跡が現れる


文/中国の大法弟子

(明慧日本)同修のAさんが派出所に拘留され1日経ったことを私は電話で知り、作業服のまま派出所に駆けつけました。同時に他の同修が救出隊を結成して、各地区の同修と一緒に派出所のあたりを目掛けて発正念をし、同修を迫害するその他の空間の邪悪を一掃しました。

 派出所に入って、Aさんの釈放を要求しました。Aは貴方の誰ですかと所長が質問しました。私の叔母ですと答えながら、私は心で師父の法を暗唱しました、「一つも心が動じなければ、あらゆる動きを制することができるのです」(『精進要旨(二)』「最後の執着を取り除こう」) 実は私はAさんと知り合いでなく、来る時もAさんの家族と連絡したことはありません。ただAさんが男性か女性か、そして大体の年齢だけを聞きました。毎回同修の救出活動に参加する時に、下記の三つのことをよく体験しました。

  1、師父が言われた「相手のことは即ちあなたのことであり、あなたのことは即ち相手のことです」(『二〇〇二年ワシントンDC法会での説法』)をしっかりする。2、最速で現場まで行き、正しい念を持ち、正しい行いをして自ら魔窟に突入して、冷静理知に行う。3、各地区の同修と一緒に目標を決めて一緒に発正念をする。こうすると、大体成功するのです。

 所長は「お前の叔母さんはチラシを配り、彼女の同伴者は数年前に懲役刑を受けたのに、叔母さんだけはずっと指名手配しても連行できなかった。今度彼女は自ら来たのだから、釈放するわけがないよ」と機嫌悪そうに話しました。

 「叔母はよい人になりたいだけです。法輪大法を修煉する前にいろいろ病気に罹っており、いまは全部治りました。よい人を捕まえてはいけません、釈放してください」と私は言いました。

 「いや、捕まえようとしてもできないのに、釈放なんて簡単じゃないよ。もう省の上級にまで申告したので、叔母さんを釈放したら所長の俺は刑務所に入っちゃうよ。しかも叔母さんは政治に参与して、政府に反対している」

  「女だから、そんな政治なんて分かりませんよ。鉄砲もないし、どうして政府に反対すると言うの? 法輪功は政府に誹謗されただけです。この迫害こそ世界一の冤罪です。世界で1億人が修煉しており、いつかきっと名誉回復しますよ。警察はよい人を迫害すべきではありません」

  所長の態度が徐々に変わりました。外の同修たちの正念が所長の後ろにいる邪悪の要素を消滅したと思います。

 所長は、「お前も法輪功をやっているだろう」と言うので、「私はどんな党派にも参与しませんよ、以前私はやくざでした。よく喧嘩したり、人を傷つけたりしました。母は心配で、私にイエスを信じるようと教えましたが、私は信じてもよくなりませんでした。法輪功が私を変えました」と私は答えました。

 こんな悪い人でも法輪功でよくなったの? と言わんばかりの所長は、不思議そうに私を見て、「我々は案件を整理しているよ、局長の批准を待っているので、先に出て待ってください」と話してくれました。

 1階で他の同修と一緒にAさんを窓口からのぞくと、Aさんはとても若く見え、金剛不動のようでした。

 この時に派出所の人が案件資料を持って局長の方に行きました。この時、各地区の人に知らせて、続けて警察署まで発正念をするようにしました。1時間後、Aさんは全体の協力の下で家に戻りました。

 今回の救出は皆でよく協力しました。それは普通に見えるのですが、実は同修の心が揃って救出しようとすれば、やり方の良し悪しにかかわらず、かならず奇跡が現れます。

  2010年2月24日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/2/19/218425.html

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