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正念をもって入試に臨む(二)


文/大法の小弟子

(明慧日本)受験前、学校は三日間お休みでした。ちょうどこの時間を使ってしっかりと法を学び、煉功しなさいとお母さんに言われました。私は毎日学法し、煉功を続けたので、学校の勉強はほとんど復習できなかったのです。テストのとき、お母さんと同修Aさんが私のために発正念し、わたしが真相を伝えることを邪魔する全てのものを取り除いてくれました。最初、私は発正念をせず、問題がとても難しいと感じ、おなかも痛くなりました。あとから同修Aさんはアドバイスを受けて正念が強くなり、テスト前は発正念をして、結果は順調で成績もよかったです。

 成績が出た後、願書を書きます。わたしの成績は一流の私立に入学できる点数を取れました。願書を書く何日か前に、お父さんとおじさんなど修煉しない親戚たちが私の家に来て、私立に行きなさいと言いました。おばあちゃんも「学費の半分を出すから私立に行きなさい。このレベルの学校に行かないと、中国一流の大学である清華大学、北京大学に行けない」と言いました。しかし、このとき私は心の中ですでに決めました。学校に住みたくないとか、行きたくない、無駄にお金を払いたくないなどと言って私立に行くのを断りました。私が自分の見解を曲げようとしなかったので、家族はこれ以上何も言えませんでした。

 願書を出すにあたってかなり考え込まなければなりません。うまくいかなければ、理想の学校に入れないどころか、学校すら通えなくなる可能性もあります。願書を出す前に中学校では懇談会が開かれ、お母さんが学校側からいろいろな話を聞いた結果動揺し、願書を出し間違えたら、学校に行けないと心配しました。そこでお母さんは、私立の学校を志願するようにと私に言いました。それを聞いた同修Aさんは、師父の経文『2007年ニューヨークでの説法』を引用して「大法弟子は社会の気風の堕落を阻止すべきです!」と言いました。さらに、Aさんは、中国の学校は入学合格ライン以上の点数をとっても、点数が足りないから入れないといって、学生に補助金を出すことを条件に入学許可をしますが、これはまさに一般民衆からお金をぼったくる行為ではありませんか。このようなよくないやり方を助長すべきではありません。何よりも、私たちのお金は大法のためのものなのに、数万元を学校に無駄にあげるよりも、より良いことに使えたほうがもっと良いのではありませんか、と言いました。お母さんと私はこの話を聞いて理解し、二流の公立高校を志願しました。これで、学校に通えない可能性もなくなりました。しかし、私はそんなに悪いとは思っていません。つまり、怖さという物質がないのです。私たちは皆、発正念して邪悪を取り除き、最終的に自分の志望校に入学できました。

 受験にいたる過程で奇跡がたくさん起こりました。今回、私の点数がもっと高ければ、より上の学校に通えました。もし志願しなければ常人は理解しにくいでしょう。しかし実際、現在の点数は補助金を出すことを前提に一流の私立に行くのにぎりぎりです。そのため、一流学校に行かなかったことについて、家族も『鶏口牛後(大きな団体や組織の中で下っ端で使われるよりも小さな団体や組織の中で頭を張っているほうが良い)にして正しかったね』と言ってくれます。私たちの選択は正しく、現在の学校も良いと言いました。実は、私にとって一流も二流も気にしていません。大法の素晴らしさが私の夢をかなえてくれたのです。

 これくらいにしておくます。今、私はもっと学法する時間を確保できるようになり、週末など暇なときはお母さんと一緒に真相を伝えることもできます。法を正す進展は極めて速いのですが、私にはまだ正しくない考え方や人のものがたくさんあります。これからは毎日取り除き、発正念し、しっかりと修煉し、よくない習慣を直し、理性的に問題を認識し、自分を修煉し、自分の行為を正しくして、正念で正しい道を進み、正法の進展についていきたいと思っています。

 (完)

 2010年2月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/9/217803.html

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