■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/03/22/mh244813.html 



四川省の法輪功修煉者一家が受けた迫害

(明慧日本)成都市の法輪功修煉者・張衛華さんは長年、持病の喘息を患っていたが、1996年に法輪功の修煉を始めてからだんだん良くなった。1999年7.20以降、中国共産党による法輪功への迫害が始まってから、張さんは幾度も北京へ陳情に行き、自分が感受した法輪功の素晴らしさを人々に伝えたという理由で、留置場、労働教養所、洗脳班などで拘禁されて迫害を受け続け、心身ともに大きなダメージを受けた。

 2005年5月13日、成都市錦江の派出所の警官たちは張衛華さんの家に押し入って家宅捜査を行い、衛華さんと夫・周敬東さん、両親の張昌文さんと何建清さん夫婦を強制連行した。張さん夫婦は派出所に連行された後、成都市留置場に移送された。何さんは成都市錦江区成仁路口の洗脳班に送り込まれて迫害を受け、張昌文さんは巨大な圧力を受け、弟の張衛国さんは家を出て路頭にさ迷うほかなかった。

 衛華さんは留置場に送り込まれた後、強制的に服を脱がされて検査を受けた。衛華さんが道理を説明しても効果はなく、やむを得ず断食で迫害に抗議した。警官たちは殴打などの手段で食事を取らせようとしたが、衛華さんは迫害に抗議するためそれを拒絶すると、警官から強制灌食を受けた。

 警官は、さらに静脈点滴注射を図った。警官2人が張衛華さんを病棟に連れて行って手足を縛り、強制的に点滴をした。その後、受刑者たちがさまざまな手段で衛華さんを虐待し、トイレの汚い水で衛華さんに顔を洗わせ、うがいをさせた。

 5月27日の午後、衛華さんは成都市の人民病院に移送された。病院で警官は衛華さんの手かせ足かせを嵌めてベッドにつなげ、昼は手錠だけは外したが、夜は両手足に手錠を嵌めて大小便をベッド下の桶にするようにさせ、最長3日半の間、手錠を外さなかったこともある。

 衛華さんは断食20日後、危篤状態になり、6月6日に釈放されて自宅に戻ったが警官3人に監視され、6月7日に洗脳班に送り込まれて母親・何建清さんと共に迫害された。

 6月9日、警官は衛華さんの父親・張昌文さんに連絡して娘に弁当を送るよう指示した。昌文さんは弁当を持って行ったが、娘に会うことはできなかった。さらに昌文さんは突然、脳出血を起こして死亡した。

 衛華さんは父親が亡くなった事を知った当日、空軍病院に移送されて迫害を受けた。衛華さんが断食を堅持したたため、警官は仕方なく、1週間後に衛華さんを釈放したが、その後も24時間監視していた。衛華さんは再び迫害を受けないようにするため、窓から脱出した。そこで警官は、衛華さんの母親・何建清さんを錦江区法制転化センターに送り込んで迫害し、弟の張衛国さんは24時間監視され続けた。

 2007年11月20日午後、成都市新都区の公安局国保大隊から10数人の警官が突然、成都市新都区五里村に入り、衛華さんなど修煉者数人を連行して殴打した。長期間の監視、拘禁などの迫害を受けた張衛華さんは、心身とも大きなダメージを受け、2010年1月29日に死亡した。享年32歳。

 2010年3月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/20/220098.html

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