■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/03/23/mh254792.html 



広東省:迫害され極度に衰弱した法輪功修煉者に不当判決

(明慧日本)広東省広州市の法輪功修煉者・陸羨明さんは、2007年1月15日に連行され、広東省女子刑務所に入れられ、未だに監禁されている。

  陸さんはかつて、広州市茘湾区留置場や黄埔区洗脳班、白雲区洗脳班、広州市洗脳班、広州市槎頭労働教養所などで、数回にわたって拘禁された。2007年、広州市茘湾区裁判所で5年の不当判決を言い渡された。判決当時、あまりにも衰弱した陸さんは車椅子に乗っていた。

  陸さん(43歳女性)は広州市茘湾区在住。1999年7.20に法輪功への迫害が始まってから、陸さんは信仰を堅持し、北京で法輪功の真相を伝えたため、連行されて、労働教養1年の処分を受けた。その後、洗脳班に入れられ、迫害を受け続けた。

  2003年の初め、中共の毒害を受けた陸さんの父は、理性を失い、「610弁公室」に娘を槎頭労働教養所に入れるようにと求めた。そのため、陸さんは再び1年半の労働教養を受けた。労働教養の収容期間が満期になったが、広州市洗脳班に入れられ、続けて7ヶ月の迫害を受けた。

  広州市洗脳班に20数人の法輪功修煉者(数人は60歳以上の女性)が拘禁されていた。洗脳班は信仰を放棄しない法輪功修煉者に対して、厳しく管理している。二人で法輪功修煉者を監視し、部屋から出ることを許さず、人と話すことを許さず、毎日お風呂の時間だけ1回部屋から出られるという。憲法で公民に与えられた基本的権利も完全に剥奪されている。

  労働教養所は、ひどい手段で法輪功修煉者を迫害をしている。例えば、陸羨明さん、王潜さん、鄭怡さんなどの法輪功修煉者の両足を長期に縛り、足が腫れて腐ってしまい、法輪功修煉者を心身ともに苦しめた。そのため、法輪功修煉者は断食をして抗議した。

  労働教養期間中、陸さんはひどい迫害を受けた。例えば、睡眠を許されない、トイレに行ってはならない、立たされる、足を縛られる、精神的に苦しめられるなどである。

  また、陸さんは数ヶ月続けて断食で抗議したが、警官は麻薬常習犯に指示して、鉄のスプーンで口をこじ開けて野蛮な灌食をさせた。また、灌食を使った管を長時間抜かず、常にその食べ物の中に数種類の薬を加えた(これは灌食に関与する麻薬常習犯本人から聞いた話)という。陸さんの内臓に傷つけられ、体重は20キロまで落ちた。労働教養所は陸さんを病院へ送り、約3ヶ月いわゆる「治療」を行った。その後、労働教養所へ連れ戻し、ずっと部屋に閉じ込めている。しかし、陸さんはそれらの迫害を加えられても信仰を放棄しなかった。

  2006年9月23日夜、陸さんは、街で法輪功の真相資料を配っていたとき、警官に連行され、留置場に入れられた。迫害に対して陸さんは断食で抗議した。警官は身体が極度に衰弱した陸さんを広州市武警病院に送り、昼も夜もベッドに手かせ足かせをかけ、鼻から太くて固い管で灌食していた。その後、陸さんは茘湾区病院に移送され、野蛮な灌食を受け続けた。しかし、陸さんの親戚たちは、中国共産党の暴威を恐れて、陸さんへの見舞いにもあまり行かなかった。

  身体が極度に衰弱した陸さんに対して、広州市茘湾区裁判所は11月20日と12月20日に2回にわたって、強制的に陸さんを病院から車椅子に乗せ、裁判所に連れて行った。11月20日午前10時からの裁判で、すでに断食して1ヶ月の陸さんは一言も話さなかった。そして、裁判所に指定された弁護士が、陸さんに有罪の弁護を行い、陸さんは広州市茘湾区裁判所に5年の不当判決を下された。2007年1月15日、陸さんは広東省女子刑務所に監禁され、今に至ったという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年3月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/9/219503.html

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