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人心を放棄し、師父が按排された道を歩く(二)

(明慧日本)私は真相資料を作成し、町に貼り、人々に真相を伝える予定でしたが、中国共産党の邪悪と数々の残酷な闘争を思い出すと、恐怖心から逃れられませんでした。私が迷ってためらっているとき、同修たちはすでに行動し、「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」のスローガンを一夜にして町中にいっぱい貼りました。

 私は臆病で、怖く感じましたが、スローガンを持って心の中で念じました。「大法身を離れずして 心に真善忍存す 世間の大羅漢 神鬼は十分懼れる」(『洪吟』「威徳」)そして家を出て、1枚1枚道路の両側の壁に貼り、無事に戻りました。

 このように繰り返し真相資料を配り、スローガンを貼ることで、恐怖心がだんだん少なくなりました。師父がおっしゃったように「恐れる心がなくなれば、つまり、あなたに恐れを感じさせる要素も存在しなくなる」(『最後の執着を取り除こう』)のです。

 三、家庭資料センターを作る

 中国共産党の邪悪な迫害の中で、同修が連行されて拘禁され、資料センターが何度も破壊されました。「なぜ」と思い、自分でパソコンを買い明慧ネットを見ようとしましたが、どうしても明慧ネットが見つかりませんでした。心の中で、師父、私たちも明慧ネットが見たいですと願いました。

 ある日パソコンに海外の同修からメールが来ました。私はあわててその同修に「私たちは大法弟子です。ここの資料センターが破壊されたので、師父の新経文を送ってください」と書きました。その同修から明慧ネットにアクセスする方法を書いたメールがすぐに届きました。師父の按排と海外の同修の助けのもとで、私たちはついに中国共産党が封鎖した明慧ネットを見ることができました。

 ホームページを開くとちょうど師父の新経文『早く伝えよう』の「大法の徒は真相を伝え 口から鋭い剣を一斉に放し くさった鬼の虚言を暴き 時間を大切に救い済度し、早く真相を伝えましょう」が目に入りました。私は直ちにその経文を書き、同修の手に渡しました。

 その後、師父が経文を発表されるたびに書き写して同修に渡しました。長い経文が発表されたとき、40枚書くのはとても時間がかかるので、プリンタを買いました。師父の経文を印刷する以外、真相資料を印刷して同修に渡しました。こうして小さな家庭資料センターが誕生し、この町に、一輪の小さな花が咲きました。

 四、内へ向かって探し、各種の執着心を取り除く

 内へ向かって探すことは師父が私たちに教えられた法の宝物で、心性を向上するために重要なことで、さらに修煉者と常人と違う所でもあります。師父が何度も私たちに三つのことをしっかりと行うと同時に、必ず自分をしっかりと修めるように警告されました。

 2008年に『九評』と神韻DVDを配るとき、私たちが会社と住宅街に真相資料を配るのが足りないことに気付き、この方面に力を入れました。私は知人にばったり出会うことを恐れる心を捨てた後、『九評』などの真相資料とDVDを私が勤めている会社の寮、夫の会社の寮などに送りました。毎回安全に帰ることができ、1人も知人に出会いませんでした。私は嬉しくてこのことを同修に話そうとしましたが、話し終わらないうちに、同修は厳しく話を中断して、私に指摘しました。これは、師父が同修の口を通じて、他人に言われたくないという心を修めようとしておられます。なぜなら、私は常人の中で負けん気と虚栄心が強く、他人に指摘されたくなく、良い言葉だけを聞きたい人間でした。

 (続く)

  2010年4月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/4/220945.html

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