カナダ・ウィニペグの華僑「神韻にもっと来てほしい」(写真)
(明慧日本)カナダ・ウィニペグのセンチュリーコンサートホールは2010年4月7、8日、神韻芸術団の2回公演を迎えた。この公演は60万人の人口を持つウィニペグ市にとって、文化芸術の祭典とも言える。現地の華僑にとっても、神韻を鑑賞することは故郷への思いを託す盛大な宴である。
華人教授「神韻にもっと来てほしい」
孔教授は中国北方の出身で、カナダに移住してはや10年が経った。ウィニペグ大学で教授を務めている。8日の公演を鑑賞後インタビューを受け、中国の話になると、彼女は感情がこみ上げ、次のように語った。「私は中国で半生を過ごしてきた。しかし、カナダでは神韻のような大型の公演をあまり観られない。神韻にもっと来てほしい」
「どの演目が一番よかったかと言うと、『武松の虎退治』ですね。なぜかというと、中国の経典の伝説物語だからです。中国人は皆大好きです。全般的に中国文化をよく発揚していると感じました。舞台の演目はほとんど中国の伝統文化と文明から来たものです」
孔教授はよく知っているテノールの関貴敏さんが舞台に登場したのを見ると、笑顔を浮かべて「関貴敏さんを良く知っています。私は彼のファンです」と話した。
華人の感想「心の底から感激が湧いてくる」
4月7日晩、中国大陸から来た袁さんは母親と娘と息子を連れて、神韻の初公演を鑑賞した。演目が終わる度、熱烈な拍手を送っていた。「演目が終わると、いつも心の底から感激が込み上げてくる」という。
神韻国際芸術団は初めてウィニペグ市を訪れた。カナダに7年間住んでいた袁さんは、神韻がくると知りとても喜んだという。「私達はとても感激しました。前はトロントなど世界各地で公演を行っていると聞いていたので、私達のような小さい都市には来ないだろうと思っていました」
公演前、ネット上の華人ホームページに違った見方があるのを見た。一方は神韻が素晴らしい、もう一方は西洋人が良くないと言っていると語っている。これを見て袁さんは必ず一度は見たいと決心したという。「神韻公演が来ると聞くと、自分の目で確かめたくて、必ず観に行くと決心しました」ちょうどその時、都合よく袁さんの母親が訪れたので、袁さんは家族全員を連れて観に行った。
袁さんは母親にこう言った。「母さん、本当に幸運の持ち主ですね。神韻公演と出会うことは、容易なことではないからね」
神韻の感想を尋ねると、袁さんの家族全員が口を揃えて「私達は皆大好き」と言った。袁さんは次のように述べた。「とても美しい! 中国の中央テレビの新年公演よりずっとよいと思います。芸術と音楽またアーティスト達の素質の面においても最高の出来としかいいようがありません。ただ演じるための公演ではなく、皆が心で演じていたからです」
袁さんにとって、神韻のすべての演目は、みな感動的だったという。演目が終わるたび心の底から感動を感じたという。最も感動を受けたのは、修煉者の物語である。「特に女の子の母親が迫害されて亡くなり、神々が彼女の魂を迎えに来た場面を観ると、とても感激しました。本当です、そのとき私は非常に感激しました。善には善の報いがあり、悪には悪の報いが回ってくる。頭上三尺に神がおられます。私は神が本当に実在していると信じています」
袁さんは、神韻のように神伝文化を表現する公演が本当に少なく、ほとんど見当たらないと感嘆した。同時に、周囲の人々が神仏への信仰を失っていることを残念に思っている。「今の身の回りのことは皆このような状況で、人々は神の存在や良い人には良い報いがくること、または危険が迫ってくる時、神が救いにくることも信じていません。今の人はどうしても信じないようです。これらについての教育も足りないと思います。多くの人は個人利益を求め利己的になっています。一部の人は学歴がとても高いのですが、道徳が滑落しています。これについて教える人もいません。以前のように小さい頃から教えてくれる人は、今存在しません」
神韻は、観客に正統な中国の神伝文化を届けた。純善・純美の芸術を通じて、人々に神佛・生命の究極の目的についての考えを呼び起こしている。袁さんは神韻に対して感謝の気持ちにあふれていると話す。「一部の人は神佛が見えるので信じていますが、見えない人は信じません。この公演はとても素晴らしいです。観ている人に考えさせてくれるから」
「来年は、多くの友人に薦めたいと思う。華人には皆一度観てほしいと願っている」
2010年4月17日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/11/221344.html)
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