■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/04/29/mh010256.html 



内に向けて探し、問題を解決する

文/清馨

(明慧日本)一昨日、親戚の甲さんと一緒に親戚の乙さんの家を訪ねました。二人の親戚は私に、「結婚相手に対する理想を高く持ちすぎてはいけないよ、早めに結婚相手を探しなさい」と言い出しました。その時、私は一気に腹が立ち、親戚に対して嫌味をたくさん言いました。さらに、自分の魔性にしたがって他の親戚の家に対する不満もいくつか言いました。思いもしなかったことにその日、甲さんは私と別れた後、お昼に乙さんの家に行って、私が言った嫌味を甲さんに対する不満であると誤解し、悲しくて長い間泣いていたそうです。

 私は当時、他人に言われたくない部分に触れられたので、一人の修煉者として自分の心をコントロールできずに常人とトラブルを起こしてしまったのです。ぶつぶつ嫌味を言ったのは、自分の心の中にその親戚に対する恨みがあり、きれいに取り除かれていないことが分りました。大法弟子の一言一行は全て、人々を救い済度することに影響を与えるのに、親戚たちに大法の素晴らしさを表したどころか逆に悪い影響を与えたのです。翌日、私はミカンを少々買って別々に甲さんと乙さんの家に行って謝罪をしました。

 甲さんの家に先に行きました。彼女は家にいなかったので、私はミカンを甲さんの娘に渡した後、乙さんの家に向かいました。ですが、乙さんの家に足を踏み入れた瞬間、乙さんは理由を問わず私を責めました。その日、私が帰った後、甲さんはまた乙さんの家に行き、甲さんは、私の親が家にいなかった時にどれだけ私の面倒を見たことか等々と話していたそうです。乙さんは、私は甲さんに感謝の気持ちどころかむしろ恨みを持ち、本当に傷つける事を言ったと責めてきました。私は少し不機嫌になり、「言葉で人を傷つけたのは私の誤りですが、私は甲さんを恨んだことはありません!」と心から思いました。

 しかし、私は大法弟子でありながら最初に良く行わなかったので親戚達を傷つけてしまいました。自分の思いばかりを強調すべきではないと思い、静かにそこに座って穏やかな気持ちで乙さんのすべての話を聞き終えました。この時、乙さんの態度も大人しくなりました。私は乙さんに「この件は私が悪かったです。ただし、大法とは関係ないので、大法に対して悪い思いを持ってほしくないです」と言いました。私の話が終わるのを待たずに乙さんは止めて「知っています。私は大法に出会ってもう十数年になりますから」と言いました。私達は一緒に笑い、雰囲気もずいぶん柔らかく落ち着いてきました。私はこの機会に、乙さんに大法弟子の修煉において起きたたくさんの奇跡について話しました。乙さんは興味深く聞き、私を見送る時、「今日私の言ったことを気にしないでほしい、これからもよく来てほしい」と言いました。私は笑いながらうなずいて甲さんの家に向かいました。

 ドアを開けたのはちょうど甲さんでした。彼女は何もなかったように私を温かく迎えてくれ、私に食事はしたのかと聞きました。そして、食卓の上のミカンを私に持ってきて勧めました(私が彼女のために買ったことを知らないようだった)。私達は部屋に入ってから、私は心から謝りました。「あのように人を傷つける言葉は言うべきではありませんでした。あなたにつらい思いをさせてしまいました」その時、甲さんは目の周りが赤くなって、私に「大丈夫だよ。あなたは私の子供みたいなものだから。あなたに不満を持つはずがないでしょう。ましてや私達はみな大法修煉者であり、これも私達を成長させることだよね。私も悪かった。人の家に行って泣き出すなんて・・」私は笑いながらうなずきました。別れる際、甲さんは名残惜しい思いで見送りながら、たくさん遊びに来てほしいと私に伝えました。

 この二つの件を思い返してみると、本当に大法の洪大さを実感できます。私達が自分に執着する心を捨てた時、すべての不可能に見える問題も、全部スムーズに解決できます。

 2010年4月29日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/15/221593.html

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