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遼寧省:盤錦刑務所で修煉者を迫害して死に至らせた事実(写真)

(明慧日本) 遼寧省撫順市清原県の法輪功修煉者・盧広林さんは2005年に強制連行され、その後、不当に13年の刑罰を下された。盧さんは盤錦刑務所でスタンガンによる拷問を受けた。2009年2月には断食して迫害に抗議したとして、全身の多くの部位にやけどを負わされ、また 暴力により歯も抜け落ちた。その後、病院に運ばれ応急手当を受けたが効なく死亡した。
盧広林さん


 盧さんは2005年3月15日、撫順市公安一処の警官らに連行され、その後、13年の刑罰を下された。2007年12月、営口刑務所から盤錦刑務所に移送され、引き続き迫害を受け、奴隷のように長時間労働を強いられた。

  2008年4月1日と3日、盤錦刑務所一監区の大隊長・張国林をはじめとする警官らは、身柄を拘束した盧さんなど13人の法輪功修煉者に対し拷問を加えた。張国林らは修煉者が指示に従わないという理由で、修煉者らを後ろ手に手錠をはめ、地面に押し倒した。警官らは各自2本ずつのスタンガンを手に持ち、足で修煉者の身体を踏みつけ、一斉に7、8本のスタンガンで同時に一人ひとりの修煉者の身体に電撃を加えた。特に頭、首、胸、背中、掌、土踏まず、太ももの内側などの敏感な部位を電撃した。

  2009年2月下旬、盧さんは断食をして迫害に抗議したため、「病監」(病気の受刑者用の監房)に送り込まれた。そこで、盧さんは塩水を強制的に灌食され、さらには受刑者・劉兵らは飲料水の瓶に熱い湯を入れ、盧さんにやけどを負わせた。盧さんの全身の多くの部分がやけどし、そのうち、3カ所は特にやけど面積が大きかった。2月の厳寒の冬のさ中、 彼らは扉と窓を開け放ち、盧さんの身体に冷たい水をぶっ掛け、身体を凍えさせた後、地面の上をずるずると引きずった。盧さんは殴打され、歯まで抜け落ちた。そんな中、盧さんは3回も生命の危険な状態に陥ったことがあり、盤錦第二病院で応急手当を受けたが、ついには命を取り留めることはできなかった。

  責任を逃れるため、病監の隊長の医師・高某らは、3人の受刑者らにやけどを負わせた責任をとらせ、「盧広林の身体を温めるため、看護する時、うっかりして彼にやけどさせた」と弁明して自らの犯罪を覆い隠した。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年5月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/30/222603.html

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