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熱心な学校経営者、中共の残虐な迫害に遭う(一)

(明慧日本)中共が法輪功を迫害してから11年も経った。その間、数え切れないほどの家庭を悲劇が襲い、家族が離れ離れになり、強制連行され、殺され、家庭が崩壊に追い込まれた。ここで話す、湖南省チン州市嘉禾県に在住の法輪功修煉者・肖嗣先さん一家もその一人である。

 妻が学校を経営し、その夫が教える

 肖嗣先さんは、チン州市師範短期大学数学部を卒業し、2007年〜2008年初め頃まで、貴州省習水県玉淮中学校に雇われ、教員になった。その後、この学校の経営責任者である、学校法人理事長兼校長の伍生英さんと結婚した。

 伍生英さんの実家は湖南省チン州市永興県で、チン州市教育(師範)短期大学中国語専攻を卒業し、永興県立教員研修学校に教師として就職した。中共が法輪功を迫害してから、中共永興県委員会に勤め、中共のデマに騙された彼女の夫は離婚し、去って行った。家族も香港に移住した。伍生英さんは法輪功を修煉しているとして、2003年、中共に強制連行され、安仁留置場に監禁され迫害された。当局は判決を下すと脅迫したが、伍さんは不法な迫害に抗議し断食した。その後、伍さんの父が25万元の大金を支払って保釈された。公安局は後で父からまた5万元を騙し取った。

 当時、貴州省習水県の玉淮中学校は私立学校だった。中共の教育に対する政府投資は昔からずっとわずかだった。 特に、私立校に対して投資がないにもかかわらず、中共の党の文化を宣伝する場所として利用し、教育の質が落ち、学校は閉鎖にまで追い込まれていた。この状況を知った伍さんは100万元の多額出資をして2006年にこの学校を救い、閉校から立ち直した。伍生英さんが経営してから2年後の2008年、学校は成績を上げ、大勢の生徒を優秀な成績で有名高校に送ることができた。伍さんは法輪功修煉者の一人として、だれにも優しく、仕事に一生懸命取り組み、熱心に生徒と教職員のために考え、「真・善・忍」をもって自分を厳しく要求した結果、学校も地元で知名度を上げ続けた。

 妻が妊娠8カ月で強制出産させられ、懲役6年の不当判決

 肖嗣先さんと伍生英さん夫婦は、真相を知らず、中共の嘘・デマを飛ばすマスコミなどを信じ込んだ生徒に密告され、2008年7月12日、二郎郷で学校入試のため出張中に地元警察に連行され、習水留置場に監禁された。5000元で買ったバイクも没収された。当時、伍生英さんは妊娠中にもかかわらず、留置場内で5日間も迫害を受けた。中共の警察は世論を恐れ、伍生英さんを留置場から彼女の自宅に移し監禁した。しかし、県委員会、政府、政法委、公安、公安出張所、計画生育事務所、流動人口管理事務所、車皇鎮政府の関係者らは、伍生英さんの自宅に出入りし、泊まったりして長期駐留し、個人住宅を留置場として扱った。毎日尾行し監視を続けていた。さらに、妊娠8カ月の伍生英さんを強制的に出産させた。その目的は、彼女に懲役6年の判決を下すためだった。

 2010年5月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/4/222828.html

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