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法輪功修煉者が弁護士に明かした迫害事実

(明慧日本)吉林省舒蘭市に在住の法輪功修煉者・高玉香さんは2009年11月17日、弁護士と面会したときに、次のような迫害事実を明かした。 

 10月28日午後、高さんは自宅付近に駆けつけた数人の警官に突然、床に押し付けられた。そのとき、高さんの母親はこの様子を見て、すぐ跪いて娘への暴行をやめるよう頼んだ。その後、高さんが蓮花郷派出所に入れられた。同所に勾留された高さんは、警官の李樹波らからひどい暴行を受けて失神した。 

 10月29日、高さんは留置場に収容された後、派出所の暴行の後遺症で食欲がなくなり、持病が再発した。医者の陳は食欲のない高さんに灌食を強行するよう監守に指示した。 

 11月26日、高さんは病院に移送されたとき、病院に行った知り合いと話を交わそうとすると、警官に許されなかった。

 高さんは1996年に修煉を始めてからはすべての症状がなくなった。1999年7.20以降、法輪功の弾圧が始まってから、高さんは中共当局による嫌がらせ・拘禁などの迫害を受け、放浪生活を強いられていた。しかし、年配の母親の面倒を見ることで、警官に捕まれる恐れがあると知りながらも、母親と同居する生活を決めた。しかし、2009年10月28日に高さんは警官に居場所が暴露され、強制連行された。高さんの母親は娘が迫害されたことにショックを受けて持病がひどくなり、11月8日に娘と最後の面会もできずに息をひきとった。

 高さんは監禁されてからずっと断食で抗議し続けてきた。その間、暴行により腕が折られたため、今でも自力で生活ができない上、持病が再発した。高さんの家族は釈放を求めたが、公安局長の辛和と国保大隊長に相手にされなかった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年5月18日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/11/29/213511.html

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