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山東省:第一女子労働教養所の法輪功修煉者への迫害(三)

(明慧日本)

 3、二大隊が法輪功修煉者を迫害している状況 

 山東第一女子労動教養所の二大隊はさらに厳しく管理している大隊で、この大隊で監禁されているのはほとんどが法輪功修煉者。隊長達の90パーセントはひどい手口を使っている。女性隊長の孫ジェン(30歳過ぎ)はその中の1人で、横暴で言葉は辛辣をきわめ、ややもすれば修煉者に労働教養の期間を延長させる。 

 二大隊の仕事はとても多く、すべて警官らが各種のルートを通じて外から持ってくる。孫ジェンは彼らと結託して、金を儲けるため山のような仕事を労働教養所の受刑者に強要している。特に、法輪功修煉者に必死にやらせている。 

 利益のため、孫ジェンは女性の尊厳を捨てて、わざと男性達と親しくする。人々は男性達が恥知らずに孫ジェンと関係を持っている光景をよく見る。孫ジェンは法輪功修煉者に対して、とても横暴になっている。 

 もし法輪功修煉者が決められた仕事を終わらせず、仕事が少しでも遅くなれば、すぐに罵られる。法輪功修煉者の呉延華さん(50歳過ぎ)は、仕事が少し遅いため、孫ジェンは皆の前で厚かましいと罵った。 

 法輪功修煉者・孟凡秀さん(50歳過ぎ)は、目がかすんでいることを皆知っている。ある日、孟さんはシールを逆に貼ってしまい、孫ジェンはその場で拘留期限を半日プラスした。孟んは副隊長の徐紅に事情を話し、自分にできる仕事をさせて欲しいとお願いした。徐紅は「汚い口を閉じろ、なぜお前の目はかすんでいるんだ、なぜ見えないんだ!」と叫び、また拘留期限を2日間プラスした。 

 ある日、孟さんは転んで、足は骨折して、太ももさらに太く腫れた。足を地面に接することさえできず、ほかの人が隊長の王小維に状況を報告した。しかし、王小維は孟さんは翌日必ず仕事に出かけなければならないと命じた。翌日、2人交代で孟さんを背負って仕事場まで運んだ。その後、徐紅は孟さんの足が確かに深刻であることを見て、やっと武装警察の病院へ検査に送った。重度の骨折と診断され、医者は42日間の休暇願いを出した。孟さんは30日間休んだだけで、仕事をするように強いられた。 

 法輪功修煉者の周永花さん(45)は、南開大学の卒業生。家に5歳の娘がいる。警官らは強行して周さんに灌食した。周さんは食事をとらないのではなく、警官らが周さんに食事をさせないのである。このような方法を使って周さんを迫害する。周さんは毎日牢屋に閉じ込められ、非常にやせて弱々しくなった。たまに周さんを見ると、周さんの目はぼんやりしていて、意識がはっきりしない様子だった。警官らがどのような悪辣な手段を使ったか分からない。周さんは2010年の新年前後で満期になると聞いたが、今はどのような状況か分からない。 

 法輪功修煉者・劉力潔さん(58)は、拘留期限を1、2カ月延長され、監禁されている。情報によると、劉さんは布団を被せることも許されない。監禁されている法輪功修煉者は、皆ひどく迫害された、具体的にどのような状況なのか、外の人はなかなか情報を得られない。 

 二大隊の隊長・王小維は、法輪功修煉者に対して非常に狂暴だ。

 女性隊長の孫ジェンは、「満期になったと思うな。私は1年延長できる。報告する必要もなく、私はこの権力があるんだ」と言った。孫ジェンは二大隊に来てから、法輪功修煉者の拘留期限を減らしたのは極めて少なく、逆に追加するほうがとても多い。

 2010年5月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/11/223349.html

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