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山東省:迫害され心神喪失状態の修煉者が強制連行される

(明慧日本)元清華大学の学生・柳志梅さんは2010年4月16日午前6時頃、自宅で4人の修煉者と共に山東省莱陽市の柏林荘派出所の警官に強制連行された。修煉者たちは同派出所で1日中ずっと不当に尋問され、その間、食物も水さえも与えられなかった。

  柳さんは莱陽市三青村に在住。1997年に「山東省第一」の成績で北京清華大学の試験に合格した優秀な学生であった。しかし、法輪功を学んでいるという理由で、中国共産党当局から理不尽な残酷な迫害を受け続けていた。2001年3月、正当な理由もなく退学させられ、同年5月、北京市海淀区で強制連行された後、懲役12年の不当判決を下された。2008年11月に釈放される前、毒物を注射され、家に帰って3日目に突然薬効が現れ、心神喪失状態になった。母親はこの打撃に耐えられず、悲しみのあまりこの世を去った。

  その後、柳さんは同修の介護を受けることになった。当時、自宅にいた4人の修煉者が柳さんの面倒を見ていたが、侵入して来た警官に強制連行され、家にあった所持品なども没収された。

  その中の修煉者・楊淑英さん(60歳過ぎ、女性)は家族が警官に6千元をゆすり取られた後、釈放された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年5月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/15/223691.html

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