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北京の医師が修煉を始めた経緯(写真)

(明慧日本)私の名前は王季仙と言います。中国で30年間医師をしてきました。退職する前、北京大学病院内科の糖尿病専門外来に勤め、現在は家族とアメリカで暮らしています。医師をしていた間、私は重病患者を大勢診察してきました。多くの病気は簡単に治療できるものではなく、特に、糖尿病は一生かかっても治らないと言ってもいいほどです。

王季仙医師(2008年アメリカにて)

  私は気功についてあまり知らず、気功をしておかしくなって病院に来る人々もおり、正直良いイメージを持っていませんでした。その人たちは普通の診察ではどこが悪いのか分からず、しかし、とても辛そうでした。気功をして元気になった人々は病院に来ないので、私はそういった人を知る術もなく、気功に対して良いイメージはもっていませんでした。このイメージを変えたのは、1996年初期、以前からの年配の患者さんでした。

  この以前からの患者さんは北京大学の教授で、高血圧、不整脈、慢性心不全などの重病を患い、いくつかの大きい病院の専門医が立ち会って診察しても治すことはできませんでした。ある日、1年ぶりに彼女と校門で出くわしました。とても元気な様子だったので、私は非常に驚き、どこでどのようにして治療したのか尋ねました。彼女は気功と答えたので何の気功かと尋ねると、法輪功を修煉したと答えました。

  あんな重病が完治したのだから、糖尿病も治すことができるのか聞いてみると、彼女はしてみたらいいですよと答えました。私は医師なので患者さんに試しにしてみてとは言えず、まず自分でしてみて、もし本当に良いものであれば患者さんに薦めることにしました。そして、北京大学校内の煉功場を尋ね、気功を始めました。

  気功を始めるとともに本も読み始めました。『法輪功』と『転法輪』を全部読みましたが、最初はあまり理解できませんでした。しかし、二つのことだけは知っていました。一つは特異功能で、70年代のころ、耳で字を識別する実験を学校で見たので、こういう能力があることは信じています。二つ目は先史文化で、資料や記録映画などでこの方面の研究発表を見たことがあったからです。それで、法輪功の本は信じることができると思いました。

  私が煉功場で煉功を始めた当初は20人ぐらいでしたが、やがて300人ぐらいまでに増えました。

  修煉を始めて間もなく、私の体に変化が非常にはっきりと現れてきました。修煉して3日後には、精神は高揚し、とても楽しく、歩く時に足に力が湧いてきて、だるく感じませでした。1週間後には腰を曲げて1日中仕事をしても、意外にも腰も足も痛くなりません。以前でしたら1時間も耐えることはできませんでした。

 1カ月後には、体の変化はまさに奇跡と言ってもいいほど変化しました。ある日、突然気温が下がって、暖房も故障して使えず、雨も降ってきました。また足腰が痛くなるだろうと思っていましたが、少しも痛くなりません。以前でしたら、あまりの痛さに動けなくなり、仕事にも行くことができませんでした。それと同時に何十年もかけていた眼鏡も度数が合わなくなり、すぐに眼科に行って検査すると目が良くなっていました。しかし、誰も目が良くなったことを信じられない様子でした。元々私は−10度以上の先天性の重度の遠視で、乱視もあったので遠くても近くても良く見えず、それは年をとるにつれ、次第に強くなっていきました。眼科の医師も私の仕事仲間で、私がしている気功に関係あるのではないかと尋ねました。

  その後も、長年患っていた慢性的な病気などがなくなったことに気づきました。たとえば幼いころより患っていた慢性腸炎、どんな薬を飲んでも治せなかった皮膚病も、めまいもなくなりました。さらに頸椎症、肩関節周囲炎、腱鞘炎なども治りました。法輪を始めて1年が経過し、私は完全に眼鏡が不要になりました。

 煉功と同時に本を読むことにより、『転法輪』にある多くの道理も分かるようになり、矛盾に遭遇したら内に向けて探し、何事も相手を優先して考えるようになりました。そして、だんだん性格も変わってきました。以前は損をすることを怖がり、いじめにあったら自分がかわいそうだと思っていました。法輪功を学んでからは積極的に他人を助け、嫌なことがあっても怒らなくなり、常に幸せを感じました。

  私は法輪功の本を読み、法輪功は修煉であり、単なる気功ではないということも分かりました。修煉は非常に厳粛であり、必ず内心から自分を変えていき、真・善・忍の基準に基づいて行っていくべきです。そして修煉は病気を治療するためのものではなく、私の患者に煉功するよう要求することはできませんでしたが、私や他の法輪功を修煉している人々の変化を見て、煉功場にたくさんの人々がやって来るようになりました。その中には私が治療した糖尿病患者もおり、彼らも法輪功の修煉により病気が治り、病院に来なくなりました。

  1999年7.20以前、煉功場に人はとても多く、毎日、煉功前後お互いに自分の心得を交流していました。多くの人々は法輪功を修煉してから健康な体になり、以前使っていた薬を捨てるのはもったいないことであり、煉功をしない人には効くので、医師である私に薬を託しました。その後、また家にあった血圧計、酸素ボンベを持って来た人もいました。酸素ボンベは専用の革の箱もついており、娘が買ったものだということでした。法輪功を修煉し健康になったため、それを使わなくなったので、必要な人に譲りたいと言いました。

  何十年も医師をしてきて、患者を苦しめる病気をすべて治すこともできなかったし、自分の体にも病気がたくさんありました。法輪功を修煉して、短期間で自分だけでなく、以前の患者も病気が完治しました。体が健康になるということは、個人や家族にとってとても幸運なことです。

  今まで法輪功を修煉してきて、私は病気を治すことは修煉のごく小さな一部分だと知り、それも私たちを驚かせました。大法の法理を聞いてさらに修煉の博大さに惹かれ、命の意義も分かるようになりました。法輪功が人々に与えたこれらの多くの素晴らしいものは、嘘の宣伝によって抹消することはできません。私は、もっと多くの人が法輪大法の素晴らしさに惹かれ、修煉の道に入ってくると思っています。

  2010年5月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/26/222145.html

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