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【応募作品】インタビュー:法輪功修煉者の家族の変化


文/飛児(取材、整理)

(明慧日本)鄭さんの妻は法輪功を修煉しているとして、数回拘留されたことがあります。最近、さらに中国共産党の裁判所に秘密裏に不当判決を下されました。11年来、鄭さん夫婦は常に離ればなれの状態です。鄭さんは最初、妻の修煉に反対していましたが、そのうち大法を支持し始め、つい最近から自分も修煉を始めるようになりました。一体どのような原因がこの変化をもたらしたのでしょうか? 私たちは鄭さんを訪ね、取材をしました。

 飛児さん:まもなく世界法輪大法デーを迎えるにあたって、取材をさせていただいてもよろしいですか?

 鄭さん:もちろんです。より多くの人々が真相を知るように、私の体験を書いてください。

 飛児さん:中国共産党による法輪功への迫害があなたを苦しめましたね。一部の法輪功修煉者の家族は法輪功のせいにしていますが、どのような原因で鄭さんは法輪功の素晴らしさを知るようになりましたか?

 鄭さん:これについて、まず妻のことから話します。妻は、法輪功を煉功してから病気が治りました。

 飛児さん:奥さんはいつから修煉を始めたのですか? 以前、どのような病気でしたか?

 鄭さん:だいたい1996年前後ですね。妻はかつて心筋が血液不足で、椎間板ヘルニアがあり、びっこを引いていました。我々の給料は全部看病に使いましたが、治りませんでした。その後、妻が師父の説法ビデオを見て煉功してから、病気が治りました。それから、妻は大法を広めることに夢中になりました。その時、法輪功を学ぶ人は本当に多かったのです。

 飛児さん:奥さんの体験から見れば、法輪功は人から人へ伝わっていったのですね。法輪功は心を修めなければなりませんが、奥さんは修煉してから性格や気性など何か変わったことがありましたか?

 鄭さん:ありました。妻が修煉する前、私たちはよく喧嘩していました。しかし、妻が修煉してから私と喧嘩したことがありません。しかも、きちんと私と話しています。身体の調子もよくなりましたし、家事もちゃんとやっています。以前は病気で、仕事さえできなかったのです。

 飛児さん:そうすると、鄭さんはその時から法輪功の修煉を支持すべきでしたね。

 鄭さん:その時、私はあまり分からなくて、妻がやっていることに反対しました。妻と喧嘩してさらに師父の法像を燃やしました。その後、私の手が動かなくなりました。このようにだらりと垂れて半身不随の状態でした。妻は師父の法像を燃やしてはいけないと教えてくれました。この事も書くつもりですか?

 飛児さん:(笑)一応教訓にしましょう。奥さんに暴力をはたりたことはありますか?

 鄭さん:あります。私は携帯を拾ってきたことがあり、中のカードを捨てて機体を残しました。しかし、妻は私をごまかして、落とし主に返しました。さらに、300元を賠償として渡しました。帰ってから私に、教えました。私は本当に怒って妻が天下一の馬鹿だと、妻にびんたを張りました。その後、妻はいつも大法の素晴らしさ、「失わないものは得られず」の道理を教えてくれました。私もだんだん分かるようになりました。ある日、私は目の前の人が身分証明書と5元を落としたのを見ました。私はその人に追いついて落とし物を返しました。また「私の妻は法輪功修煉者で、名前は◯◯です」と言いました。その人は「奥さんのことを知っていますよ。いい人です」と答えました。

 飛児さん:1999年7.20以後、中国共産党の迫害により、奥さんは拘留されました。その時、どのようにしましたか?

 鄭さん:あの時、妻の職場の書記に「離婚しろ」と言われました。

 飛児さん:では、奥さんに「転向しないと離婚する」というような話をしましたか?

 鄭さん:いいえ、言うはずがないでしょう。当時の私は妻が「転向」して息子の面倒を見てほしかったのです。当時、息子は学校をさぼってお母さんを探しに行きました。お金がなくなってから戻ってきました。

 飛児さん:息子さんは母に修煉をやめてくださいと言ったことがありますか?

 鄭さん:1回もありません。なかなか主張がある子ですね。洗脳班で母と会った時は何も言わずただ涙を流しました。

 飛児さん:息子さんはまだ若いですが、物事がよくわかりますね。心の中で法輪功が素晴らしいと分かっていますから、母に転向の話をしないのです。大法と大法弟子が迫害される期間、邪悪に協力せず、正義の立場に立つ人は将来きっとよい報いが得られます。

 鄭さん:そうですね。妻がいつも私に法輪大法の素晴らしさを伝えていましたので、私も大法を支持するようになりました。たまに妻と一緒に真相資料を配ります。妻が真相を伝えに行った時、私は家で家事の手伝いをします。私もよく他人に真相を伝えます。妻の病気が完治しただけではなく、私の遺伝の頭痛もなくなりました。現在、私は楽で給料のいい仕事が見つかりました。本当によい報いを得ました。

 飛児さん:鄭さん自身も連行されたことがあると聞きました。どういうことですか?

 鄭さん:妻が迫害を逃れた時、警官らは妻が見つからず私を強制連行しました。午後2時半から夜10時半まで、私のことを罵りながら殴りました。棒で足などを殴り、悲惨に殴りました。手伝う人もいました。疲れたら私に「ほかに知っている人がいるか? 2人くらい教えれば報告する」と脅迫しました。私は分からないと答えました。実はその時、同修の名前が頭の中に浮かびましたが、妻が以前私に「法輪功の家族も同修を守るべきです」と言いましたので、私は何も教えませんでした。

 飛児さん:本当に御苦労でしたね。その時、苦しいと思いましたか?

 鄭さん:痛みは感じなかったです。

 飛児さん:え! なぜですか?

 鄭さん:私は心の中で「法輪大法は素晴らしい」とずっと念じていましたので、師父が加護してくださいました。15日後、私は釈放されました。また、家財を3回没収されて、職場さえも捜査されました。

 飛児さん:奥さんが刑務所に拘留されて、面会日がありますよね。奥さんと会ったことがありますか?

 鄭さん:ありません。刑務所側に禁止されました。刑務所に電話をかけても出ませんでした。

 飛児さん:彼らは迫害の暴露を怖がっています。面会禁止は法律違反です。

 鄭さん:そうですね。

 飛児さん:鄭さんもつい最近、大法の修煉を始めたと聞きましたが。

 鄭さん:今年からですね。私も魔難の中にいます。以前、妻が迫害された時、私は泣くしかありませんでした。現在、学法して頭が浄化され、ほっとしました。考えれば考えるほど、師父がおっしゃったことが正しいと思います。

 飛児さん:修煉してから自分自身に何か変化はありますか?

 鄭さん:タバコを吸わなくなり、お酒も飲まないようになりました。私は小学校1年生の時からキセルを吸い始めました。今回、タバコをやめました。修煉する前、誰の話も聞かなかった私は、今いつもにこにこして、何かを頼まれたらきちんとやります。また、私に妻と離婚を勧める人がいましたが、私は「妻がやっていることは正しいです。私の誇りです」と答えました。中国共産党が言ったことは全部ウソです。皆が法輪功を修煉すれば、安定した社会になります。

 飛児さん:ここで、読者に対して何か言いたいことや願望はありますか?

 鄭さん:皆さんに中共の言っていることを信じないでほしいです。妻が早く釈放されるよう、また法輪功に対する迫害が早く終わるよう願っています。

  2010年5月21日

 (2010年明慧ネット「5.13法輪大法デー」応募作品)

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/17/223812.html

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