■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/05/29/mh300161.html 



同修と協力する中で着実に修める(五)

文/遼寧省の大法弟子 宝蓮

(明慧日本)去年7月のある日、私は同修の丙さんと偶然に会いました。丙さんは修煉を始めて十年も過ぎましたが、常に病業の状態に陥り頭、腰、足がずっと痛いのです。私が丙さんの家を訪ねた時、丙さんは足をお湯につけていました。丙さんは体中で痛くない所はなく、頭は重いものに押さえられるような感じがあると話しました。

 昨日チラシを配ってから、力がなくて這いずり戻ったようです。私はこれを聞いてから丙さんに、「これは旧勢力の迫害で、わたしたち認めてはなりません。日ごろ多く発正念して、大法弟子の身体を迫害する邪悪な生命と要素を解体すべきです」と話しました。

 丙さんもこの法理を分かっていました。私はまた最近、師父の何回かの説法を思い出しながら「正法はまだ終わっておらず、師父は大法弟子の成熟を待たれています。あなたも真相を伝え、三退を勧め、歴史の使命を果たしましょう。私と一緒にしましょう」と話しました。「今の私はあなたについて行けません。天気が涼しくなってから考えましょう」と、丙さんが迷っているのをみて、丙さんが表に出るように手伝わなければならないと思いました。「外でちょっと散歩しましょうか。ついでに私を見送ってくれますか」と言い、丙さんは応じました。

 私達は歩きながら、人を見たら真相を伝え、丙さんに発正念をお願いしました。30分間で十数人を三退させて、駅に着きました。「長い距離を歩きましたね。身体はどうですか」と聞くと、丙さんは「身体は軽く感じ、ちっとも疲れていません」と元気そうに話しました。「それでは明日はどうしますか?」と聞くと、「明日はあなたと真相を伝えます。私はこの駅で待っています」と、丙さんは答えました。

 同修の変化を見て、本当に人が変わったようでした。私は何も言いませんでしたが、心から喜びました。同修はついに決心して、まるで彼女の背後の衆生の希望が見えたようで、目に涙が浮かびました。

 翌日、彼女は非常に元気で、私が真相を伝え、彼女が三退の名前を記入しました。私は真相を伝えながら彼女と交流しました。声をかける前に、人の様子を見て年寄りだったら、身体の健康から話をして、若者だったら相手の明るい前途を祈ると、その後、人の職業が分かれば、職業から話てもいいので、とりあえず相手の執着から話したらいいと告げました。私は真相を伝える中で、丙さんにも人に話かけるようにし、丙さんの話で足りない部分は私が補いました。私は丙さんと数日一緒に行って、丙さんもますます多くのことを経験しました。

 ある日、丙さんは自分ひとりで20人あまりを脱退させました。その日は1人のおじいさんに出会い、丙さんを公安局まで連れて行こうとしましたが、丙さんは怖がらず、正念で師父の加持をお願いしながら、おじいさんに真相を伝えました。結果、何も起こらずうまく解決しました。

 私はこの事を聞いて、彼女を励まし、彼女と交流しながら、不足部分も探しました。日ごろ学法を重視して、多く発正念して、理性をもって安全にも注意すべきだと教えました。丙さんとはもう少し協力すれば大丈夫だと思いました。ところがある日「明日は行けません。自分の原因です」という連絡をもらいました。

 何の原因で行けなかったのでしょうか。翌日、私は丙さんの家に寄ってみました。丙さんは腰を曲げて、歩き方も遅く、丙さんは「昨日から全身が痛くなり、息もできない」と言いました。「これは旧勢力の迫害です。あなたが外に出たばかりなので、邪悪は方法を考えてあなたを止めて、引っ張ろうとしています。私達は発正念してこれを解体しましょう」と言い、私達は2時間あまり正念を発し、丙さんもだいぶ良くなりました。私は時間があったら発正念をして、漏れがあっても邪悪に迫害されるのは正しくないと話しました。

 私が帰るときには、丙さんの腰は真っすぐになっていました。「明日また来るから、一緒に発正念しましょう」と伝えると、丙さんは「来る必要はありません。明日は真相を伝えに行きましょう。後は師父に加持していただきます」と話しました。同修の心性が上がってきました。

 その後の数日、この同修と協力してから分かれました。今回のことで、私はわれわれの同修は能力がなくて出ないのではなく、ただ小さなところで詰まっているからなのだと分かりました。このとき、先に表に出た同修がちょっと手伝ってあげて、交流して連れて行えば、エネルギー場の下でその原因は解体され、同修もどんどん成熟します。皆がこの問題を重視すれば、人を救うスピードも著しく上がってくるでしょう。

 同修たちよ、私達は周りの同修に関心を持つべきで、同修とともに全体の精進を成し遂げ、歴史の大願を果たしましょう。

 (完)

 2010年5月29日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/11/223182.html

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