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スチール製コルセットの物語(写真)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)私は中国の東北地区の大法弟子です。中学校の時にクラスメートの過ちで私の左の鎖骨が折れました。治療して1カ月後、腕が上げられず、45度までが限界でした。右手で無理に引っ張ることにより、やっと頭に届くことができました。

鉄のボールを持ち、スチール製コルセットを着用

スチール製コルセットの背面

 1981年秋、私は仕事中に負傷して、第2、3、4腰椎がずれ、第5腰椎が圧迫され、そして、頸椎を圧迫骨折しました。両手はずっと麻痺しており、手が駄目にならないように、いつも500グラムの鉄のボールを両手に持ち、手を動かしていました。腰痛があり、寝る時に寝返りもできません。1年後、医師にスチール製のコルセットの着用を勧められました。そのコルセットは前が牛革製で、後ろは5センチ幅の4本のスチール製の補強材からなっています。腰部をしっかり固定することができ、24時間着用していました。2年くらい経つと、牛革部分が汗で腐って交換しました。新しい牛革は固いため、1カ月間はとてもつらく、1日に6、7回も着脱したため、腰部の皮膚が剥がれ、特に夏になると非常に苦痛でした。

 脊髄神経が圧迫され、私の右の腎臓は萎縮してしまいました。これにより体内の老廃物の排泄がうまくできず、血液の状態が悪くなり、顔に疔瘡(ちょうそう)ができ、体中が腫れて痛みました。そこでまた牛黄という生薬を飲んで治療しましたが、薬自体の毒性が強く胃が痛くなり、胃薬を飲まなければなりません。このようにして3年後には胃がすっかり悪くなり、いろいろ治療もしましたが、良くなりませんでした。そこで、民間療法を試してみることにしました。ご飯の前に熱い酒を飲みます。私はスチール製のコルセットを着用し、食事ごとに酒を飲み、3カ月に1回牛黄を飲み、同時に西洋医学の薬と注射を繰り返して治療してきました。ここ10数年来、生きるだけで本当に辛い毎日でした。

 1996年5月14日、親戚の紹介により、私は李先生の講法ビデオを見ました。15日の朝から煉功場所へ行き、左腕は持ち上げられず、右腕だけで、また、コルセットを付けているため腰を曲げられず、立ったままで「煉功」しました。毎朝二つのボールを持って煉功場所へ行きました。6日目に、奇跡が起きました。第一セットを終わって、第三セットを待っている間、目を閉じたままで、顔は北方面に向いていました。その時、東北方面から黄色の丸い物が飛んで来て左の肩にぶつかりました。私はちょっとよろめきました。誰かに殴られたのかと思い目を開けて見ると、皆は1メートル以上離れています。私はすぐ思い付きました。これは法輪が私の左肩に当たったのではありませんか? 師父が身体を調整してくださったのだと悟りました。「衝灌」の号令に従って、左腕を挙げることができるようになり、私は涙がぼろぼろと流れ落ちました。

 8日目、十数年来着けていたコルセットに違和感を覚え、腰を曲げるのに邪魔になり、第三セットの功法が終わってからそれをはずしました。そのまま腰を曲げて第四セットをしました。それからはコルセットと鉄のボールは二度と使っていません。このことは私の一生の記憶となりました。

 大法を修煉してから今日まで、私は薬を飲まなくなり、酒をやめました。計算すると、会社と社会の医療費を20万元くらい節約しました。大法がなければ今の私はありません。師父の慈悲なる済度に感謝いたします。

 (2010年明慧ネット世界法輪大法デーの応募作品)

  2010年6月7日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/5/19/223944.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/5/25/117372.html

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