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正法修煉において、向上する(五)

(明慧日本)

 四、真相を伝えるのはまだ小学生レベル
 
 母はカナダに来てから、経済的な問題で仕事を探しました。常人に接するとき、真相を伝えることについては全く小学生レベルです。いつも話をすると文句を言われ、にらまれたりします。

同修は、「真相を伝えることは道理を言うことではなく、自分の善を見せることです」と教えてくれました。他の同修は真相を伝えることで、多くの常人が修煉するようになり、神韻のチケットもたくさん売れました。私が売った枚数はほぼゼロだったのです。時々、仕事で常人と同じ名や利を求めたりしますが、一緒に仕事をしている同僚はいつも「あなたは真・善・忍を守らなければならない。気持ちがよくなったら善になり、気持ちが良くなかったら、常人っぽくなるような事はしないでください」と言いました。これは、師父がその人の口を借りて、私を教え導いてくださったと思います。慈悲は苦労し、心性を修める事によるものです。しかし、自分のやったことを見れば、ほんとうに不合格でした。
   
 最初は、彼ら常人が考えていることは良くないと思って、あまり接したくありませんでした。しかし、法を実証する目的は衆生を救うことですが、衆生を救うと言いながら、縁がある人を放っておいてはいけません。衆生を救うことを真面目にし、できるだけ常人に自分の善を見せ、法輪大法弟子という名に恥じないようにしなければなりません。実は、大法弟子の行動も真相を伝えることに等しいのです。常人がいろいろ執着し、苦境に陥っていると感じ、自分は本当に幸運だと思います。もし、法を得なかったら、常人と同じように名や利などために争ったりしていることでしょう。私と接する人は、良い未来を得るために、この世に来る前に縁を結び、今生で法輪大法の真相を聞くのです。私と他の同修も共に、衆生を救う使命を持っています。自分の「私」を取り除き、真に向上するのです。五十歩百歩のようではなく、常人に真相を伝えると、縁が深い人もいます。私たちのために、師父が心血を注ぎ尽くしてくださいますが、師父の恩に報いるには、全力で衆生を救うことです。
 
 自分が泥水の中に浸っていると感じ、洗わなければならないものが多いのです。他の同修と共に向上さえすれば、自分の欠点を見つけることができ、精進することもできます。決して師父の慈悲なる済度にそむかないように、輝くダイヤモンドのような大法弟子たちがさらに清らかになり、もっと輝かしい光りを輝かせましょう!
 
 師父、ありがとうございます。

(2010年カナダ法会での発表原稿)

 2010年6月9日 
 
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/6/1/224637.html

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