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マレーシアの法輪功修煉者、シンガポール政府に迫害停止を呼びかける(写真)

(明慧日本)シンガポールで最近、法輪功修煉者が虚偽告訴され、ビザ申請及び入国申請が拒否された。それに対して、マレーシアの法輪功修煉者は6月10日にシンガポール領事館へ抗議文を提出し、シンガポール政府は中共(中国共産党)に協力して法輪功に対する迫害行為を停止するよう呼びかけた。

シンガポール領事館秘書、謝有仁さん(左二)へ抗議文を提出

法輪功修煉者の抗議はマレーシアのメディアの注目を浴びた

 マレーシアの法輪功修煉者・呉文強さんは、シンガポール領事館の秘書・謝さん(Walter Chia)へ抗議文を提出した。また、呉さんは「シンガポールは国際貿易の中心として、中共の威圧に屈してはなりません。シンガポールが中共に協力して法輪功を弾圧することは、共産党の道を歩み始めたということです」と述べた。そして、マレーシア法輪功修煉者はシンガポールが中共の圧力に屈し、法輪功を迫害して名誉を壊すような行為を止めるよう呼びかけた。

 シンガポールは中共に仲間入りしないように

 この抗議文では、中共の法輪功に対する迫害行為が11年にも及び、国際社会から正義の声がますます上がっており、迫害を阻止するよう呼びかけた。

 マレーシアの法輪功修煉者は、シンガポールでの迫害事件に対して、誠に遺憾だと表明した。全世界が中共の迫害事実をはっきり見分けて、しかも正義を選び、迫害を止めることに協力している。しかし、シンガポール政府は目の前の利益を得るために、迫害の事実を無視して、中共に従って悪事を働くことは正義と反しており、国際社会でのイメージを損なっている。

 抗議文では、シンガポール政府と警察に対し、法輪功修煉者の権利と待遇を保障し、直ちにその虚偽告訴を撤回するよう求めた。また、中共に仲間入りしないよう、全世界の正義ある国とともに中共の迫害行為を制止するよう呼びかけた。

 事件の背景

 2009年10月5日、観光地のマーライオン付近で煉功し、法輪功の真相を伝えていた法輪功修煉者5人が、当局により公共物の破壊などの捏造した罪で逮捕された。当地の警官は事件調査中の名目で、強制的に旅券を没収した。そのうち、2人の中国籍の修煉者は、妥当な理由もなくビザの更新と再入国許可を拒否されたという。2010年5月6日、その法輪功修煉者5人が起訴された。1年以内にマーライオンで真相を伝える活動を禁止し、でなければ、再び起訴すると警官から警告を受けた。

 中国籍の法輪功修煉者・智恵さんはシンガポールの永住者であり、移民庁へ再入国許可を更新する申請を出した。しかし、当局は智恵さんが法輪功修煉者であることを理由として申請を拒否した。もう一人の法輪功修煉者のビザ更新も拒否され、1カ月以内にシンガポールから離れなければならないという。

 2001年から2006年の間、シンガポール当局は捏造した罪で、計6回、法輪功修煉者を起訴している。

 2010年6月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/11/225245.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/6/12/117800.html

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