乳癌患者が法輪功を修煉して生まれ変わる
■ 印刷版
 

文/台湾の大法弟子・廖静満

(明慧日本)1998年6月、私がまだ健康で楽しく暮らしていたころ、夫の高校の同級生が法輪功の書籍を私達に強く推薦しました。もともと修煉をずっと望んでいた夫は、すぐに大法の修煉を始めたのですが、私は1999年3月になってから、やっと夫について毎朝の煉功に参加するようになりました。

  煉功後、 2カ月も経たないうちに、ある日突然、左の乳房に直径3センチの硬い塊を発見しました。硬くて指で押しても動かず、良性の腫瘍ではないと直感しました。当時、法を深く学んでいなかった私は恐れる心が強く、翌日、病院へ行きました。腫瘍を切り取って切片の検査を行い、1週間後、不安を抱えながら検査報告書を見ると、やはり悪性腫瘍だったのです。 

  これはまさに青天の霹靂で、私の平穏な生活は直ちにかき乱されてしまいました。病院側は1日も早く両方の乳房を切除し、周囲のリンパ組織も合わせてきれいに取り除くよう提案しました。手術、整形、化学療法、リハビリ…これらの恐怖の場面が一幕ずつ私の脳裏に浮かんできます。

  私は法輪功の関連書籍から病業に関する経文や古い修煉者の修煉体験を気が狂ったかのように探しました。果てしない海に溺れ、溺死寸前に1本の救命の藁を手に掴んだように、全力を修煉に投入しました。そして、傷口はゆっくりと癒えていきました。 

  それから1年ほど、平穏な修煉生活を送りました。毎日の入浴時に私はいつも無意識に切除された左の乳房に触ります。いつできたのか分からないのですが、手術されたその場所にまた異常な塊が現れました。今回の勢いは前回よりも速くて激しく、3カ月もしないうちに、左の乳房あとの様相はすっかり変わってしまいました。左胸には絶えず刃物で切られるような激痛があり、シャツにはいつも血と膿がついていました。私は両手をしっかり握り締め、体を曲げ、黙々とこの苦難に耐えていました。約1年間、私は床の上に寝ていました。痛む時、ベッドには転々とするに十分なスペースがないからです。毎晩、私は冷たい床に横たわり、両目を閉じて、夜が明けるのをじっと待っていました。頭の中はまったくの空白状態です。かつての心地良い睡眠は、どこか遠くへいってしまいました…。 

  私は歯を食いしばって苦痛を我慢し、依然として大法の修煉を続けていました。「修行の路、苦に非ず 生々世々の業力が阻む 思い切って業を消し、心性を修め 人身を永く得れば是佛祖」 私は『洪吟』の詩を何度も、一回また一回と暗唱し、骨身にしみるるほどの苦痛に耐えていました。

  しかし、病状は持続的に悪化し、腫瘍のところに何カ所も潰瘍ができ、噴火口のように血と膿が染み出していました。 

  この時、私の天目が突然開きました。そして遠隔透視功能と宿命通効能も現れました。私はたくさんの空間の不思議な光景を見ることができ、さらにはすべての親友の身体を切片のように透視して、診断できます。しかし、他の空間にある自分の幾層もの身体に入って、私を苦しめている業力もしくは霊体を探しても、何も見つかりませんでした。私の業力がとても大きくて、私を苦しめるその霊体はきっときわめて深い空間に隠れているのだろうと私は思いました。

  2001年8月の初めごろ、朝、座禅をしていた時、天目で1本の銀色のサバビー(ミルクフィッシュ)が見えました。サバビーは私の目の前で3周回遊した後、飛び上がって私の視界から消えました。3日後、座禅していると、私の元神がとても高い天上に上り、やっとそのサバビーを発見しました。初めて面と向かい合い、サバビーは私にこう教えました。私にかつて殺されたたくさんの魚の中で、このサバビーだけが私に極めて大きな恨みを持っており、私に復讐をしようと思い、私に無限の苦痛をもたらしました。今、サバビーはすでに法輪大法を修めているので、かつての怨恨も一種の執着だと分かり、それからはもう私を邪魔しませんでした。「最も一般的な例から説明しましょう。例えばどこかに腫瘍ができたとか、どこかに炎症が起きたとか、どこかに骨増殖症が起きたなどは、他の空間では、まさにその箇所に一つの霊体が居座っており、かなり深い空間に一つの霊体がいるのです」(『転法輪』第七講、「病気治療の問題」) 

  その後、1カ月もしないうちに、乳房の腫れた塊はすべて急速に消え、硬い腫瘍は軟化して血と膿になり、流れ出ました。かつて癌細胞に犯されたところには今いくつかの穴が残っています。この奇跡のような回復に家族は驚きました。なかなか大法の修煉に入れなかった娘も考え直したようです。娘は看護を学んだことがあり、これほど深刻に病んでいる母親が、毎日元気で生き生きとして学法し、煉功して、少しも重病患者の様子はうかがえません。さらにここ1年、毎日入浴する時、私は糜爛している患部を水で洗い流していますが、炎症、感染、合併症が何も起こらないことに、娘も大法の現れた比類のない威力に感服し、ついに大法の修煉の大きな流れに溶け込みました。

  師父の慈悲と大法の威徳が私の積み重ねてきた業力を解消してくださったのです。私はやっと安らかに眠れるようになりました。身体が引き裂かれるような苦痛は消え、心地良い睡眠がまた私に戻ってきました。

  私の生き返った例は大法の威力を実証しましたが、多くの修煉者の実例の中の、ほんのわずかな一例にしかすぎません。私が味わった苦痛は、国内の修煉者が被った迫害と苦難とは比べものにもなりません。善良な人々よ、江沢民グループの法輪大法に対する誹謗中傷をよく見極め、嘘に騙されないよう、早く目を覚ましてほしいのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2001/9/12/16444.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2004/11/30/55089.html)     更新日:2011年12月9日