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湖南省:警察が法輪功修煉者を強制連行(写真)

(明慧日本)湖南省出身の法輪功修煉者・頼金明さん(50歳女性)は、娘と夫と3人で睦まじく暮らしていた。2009年12月12日、法輪功が受けている迫害について人と話していたところ、このことを警察に通報され、当日警官に強制連行され留置場に拘禁された。芙蓉区「610弁公室」、警察は裁判官でないにも関わらず、頼さんの刑罰を決めた。

頼金明さん

 頼さんは、身体の健康状態が良くなかったので、1998年、健康になりたいという思いから法輪功の修煉を始めた。知らず知らずのうちに長年彼女を苦しめていた腎臓結石が治り、気が短かく怒りやすい性格だったのが、他人に寛容になり、穏やかになった。彼女を知る人は、彼女は煉功して生まれ変わったと話している。

  頼さんは、日銀ホテルで受付の仕事をしていた。仕事が辛いうえ、給料は安かった。彼女は数回携帯電話や財布を拾ったことがあり、迷わず警察に届けた。持ち主から謝礼を渡されても断ったという。彼女は心底から善良なため、周りの人から信頼されていた。

  二度の労働教養

  1999年7.20以後、中共(中国共産党)による法輪功への迫害が始まった。頼さんは2005年8月、民衆に中共の虚言を暴露していたとき、強制連行され労働教養を科せられた。

  頼さんは2008年3月21日、当地の警官に強制連行された。連行の理由は民衆に法輪功の真相資料を配布したからだという。このとき、当地の公安局、「610弁公室」が頼さんを1年半の労働教養処分にした。

  2009年5月に自由の身となったが、半年後、長沙公安局によって三度目の強制連行をされた。 長沙公安局は頼さんに三度濡れ衣を着せようとしている。 

  頼さんは三度目に強制連行された。2010年1月2日、家族は頼さんが収容されている朝陽街派出所を訪ね、頼さんがいつ釈放されるかについて確認した。警官の曹は「条件が合致すれば釈放するが、合致しなければ継続的に処罰する」と話した。家族は「どのような条件なのか」と聞いたが、警官らは黙り込み、法律上の明確な説明はなかったという。

  1月3日、家族は再び派出所を訪ねた。警官の李捷宇が応対した。家族は、李に頼さんはいつ釈放されるのかと聞いた。李は答えず逆に「頼は前回どれぐらい労働教養を受けたか?」と質問した。家族は「1年半」というと、李は「それでは、今回は2年以上だな」と話した。家族は「法輪功は世界で認められ、合法的に煉功している」と話すと、李は「そんなことを言うのなら、国家保安大隊を呼んで、お前らをこの場で逮捕する」と脅迫した。

  正義と良知のある人に呼びかける

  信仰の自由、言論の自由は天から与えられ、憲法が公民に与えた合法的な権利でもある。人と会話する中で法輪功の話をしただけで、何の罪があって強制連行の理由になるのかという家族や友人の質問に、警官らはなんら法的な回答もできなかった。

  世界の正義ある人々に呼びかける。援助の手を差し伸べ、頼さんが一日も早く自由の身となり、家族と団欒ができるように、共に救出しよう!

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年6月20日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/1/6/215773.html

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