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黒竜江省:法輪功修煉者の家族は陳情も許されず

(明慧日本)黒竜江省七台河市で拘禁されている法輪功修煉者の家族は2010年2月3日、七台河市政治法律委員会・市政府・公安局・裁判所などに行き、身内の無実を晴らそうとしたが、結局なすりつけられて荒々しく対応され、ひいては脅され、今もなお解決していない。

  2009年9月22日午後、七台河市公安局の「610弁公室」主任・畢樹慶は、10数人の警察と一緒に、法輪功修煉者の李新春さん・郭其中さん・姜波涛さん・関淑雪さん・劉芳栄さんを強制連行し、法を犯していないにも関わらず、違法に刑罰を下した。姜さんの妻が弁護士に無罪の弁護をするように頼み、弁護士は11月23日、訴訟手続により公安機関で事情を調べる時、当事者と会見することを妨害された。姜さんの母親は「610弁公室」主任・畢樹慶に息子との面会を要求したが、畢樹慶に恐喝で脅迫され、弁護士を依頼しないという保証書を書かされた。

 七台河市新興区裁判所は2010年2月2、3日で、5人の法輪功修煉者の裁判を開廷する予定だった。拘禁された法輪功修煉者は弁護士に無罪の弁護を依頼し、弁護士が出廷の準備をする時、裁判所はしばらく開廷しないことを知らせた。

   2010年2月3日、法輪功修煉者の家族の代表は七台河市裁判所に引き続き身内のための無実を晴らそうとした。裁判所は家族に偵察機関へ行くよう言われ、家族の代表はまた七台河市「610弁公室」に行き、畢樹慶に面会を求めたが、職員はいないと言われた。また、市政府に行き政治法律委員会の書記・杜軍にも会うことができなかった。従業員を「610弁公室」や信訪弁公室に行かせると言われたが、結局誰にも会えなかった。

 2010年2月4日、家族の代表は「610弁公室」に行き、畢樹慶に面会を要求したが、従業員はいないと言われた。 2月5日、家族の代表は「610弁公室」畢樹慶に面会を求めたが、会えないと言われた。代表は畢樹慶に電話をかけ、畢樹慶は電話で口汚くののしり代表を恐喝した。代表はまた市政府に政治法律委員会の書記・杜軍に会いに行った。間もなくして、20数人の私服警官は市委員会ビルに集まった。そのなかには公安の警察、新興区裁判所や政府の警察などがいた。警察は恐ろしい形相をして誰の家族か聞きだし、写真を撮り、さらに代表を恐喝した。代表は善意で家族は法輪功を煉り病気がなくなり、良い人になることは間違っていない。法律上で法を犯した根拠もないと話した。家族の代表は身内のために正義を求め、政治法律委員会の書記・杜軍に面会することも拒まれ、家に帰るほかなかった。

  七台河市の政府と法曹界は長期にわたり江沢民らの急先鋒として、法輪功を迫害していた。1999年7.20以来10年間、遷安市国保大隊(元の政保科)は積極的に「拷問によって殺した場合は自殺と見なす」という秘密の命令を遂行し、法輪功を迫害し、各種の残虐な拷問を使い、残忍悲道に法輪功修煉者を迫害してきた。

 2003年、迫害された鄭麗波さんは亡くなり、馬麗琴さんは植物人間になった。今回、法輪功修煉者が強制連行された時、すべての警察はいかなる証明書も提示しなかった。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年6月29日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/9/217812.html

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