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縁のある人が大法を得て、幸福になる


文/中国の大法弟子・世縁

(明慧日本)縁のある人は縁によって来たのです。縁の来る時期はすべて決められていると私はいつも思っています。縁のある人には、法を得ることは偶然のように見えますが、偶然ではありません。法を得る過程は簡単なように見えますが、実際見た目より簡単ではありません。

  私たち夫婦が住んでいるマンションに、若い女性・劉さんという誠実で、人の世話をよくする人が住んでいます。劉さんは私の妻といつも一緒に野菜を買いに行きます。日常の付き合いで、妻はいつも劉さんに法輪功の真相や修煉に関することを話し、真相資料を見せています。劉さんは「私はあなたのような修煉者と一緒にいたい」と言っています。

  2005年の夏のある日、劉さんはいつもと違って、妻を訪ねて来ました。「煉功したい、私も本を読みたい」と言いました。私たちは家にある新しい『転法輪』を劉さんにプレゼントしました。劉さんはとてもうれしそうに帰って行きました。劉さんは毎日、本を読み法を学び続け、読めば読むほど読みたくなります。毎回、劉さんは姉の家に行き父親を見舞う時、『転法輪』を持って行きます。家事を済ませた後、扉を閉め、静かに部屋で本を読み、法を学びます。

  劉さんは妻に「以前は夫を目ざわりに思っていました。あれこれ言ってはよく怒ります。ですからいつもうっとうしいと感じていました」と言いました。『転法輪』を読み始めてから、劉さんは夫に怒らないようになり、心が落ち着くようになりました。劉さんはまた「大法の道を歩んだことは本当にうれしいです。毎日『転法輪』を見ていますが、見なければ心地よくありません」と言いました。

  2007年5月、劉さんの父親が前立腺に病気があり、北京協和病院に入院しました。この病気は大したことはありませんでしたが、健康診断の際に、肺にクルミ大の腫瘍のあるのが発見されました。医者は父親が高齢であることを考えて、劉さんと劉さんの2人の姉にだけ話しました。しかし、数日も経たない内に、意外なことが起こりました。父親が突然血を吐き、連続して大量に吐き、多い時には400ミリリットルもありました。さまざまな方法で治療しましたが、出血は止まりません。危篤状態だと告げられました。

  劉さんは姉から電話を受け、すぐにバスに乗って病院に行きました。病院に向かう途中、絶えず「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と念じ続け、同時に師父に「父をお助けください」とお願いしました。病院に着いた後も病室の外で念じ続け、姉2人にも念じるようにと教えました。やがて、医者が出てきて「血が止まりました」と告げられました。劉さんは病室に入ると、父親の耳元で「心から『法輪大法は素晴らしい』、『真・善・忍は素晴らしい』と念じてください」と言いました。父親は娘の言う通りにして、絶えず念じました。やがて、父親は家に戻り、とても元気になりました。

  劉さんの父親は以前、法輪功に関する真相を聞いたことはありましたが、脱党に応じませんでした。病院から帰った後、妻は劉さんに脱党の資料を父親に見せるように提案しました。父親は資料を受け取りました。数日後、劉さんは父親が脱党をしたと伝えてきました。

  病院で再検査をした時、父親の肺にあった腫瘍は消えてしまっていました。医者はあり得ない不思議なことだと思いました。現在、父親は自分で散歩するようになりました。父親が入院前と異なっているのは、「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と念じるようになったことです。今83歳、身体はずっと健康です。

  このような事実は、『明慧週刊』第429号の評論文章によると「実際、このような奇跡的な事実はある時期、ある地域にだけ現れるのはなく、中国では広範囲に、長期にわたり、起こり続けている」ようです。これは法輪大法の素晴らしい奥深い内包を実証しているのです。

  2010年6月30日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/20/225702.html

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