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中共「610弁公室」が背後で法輪功を誹謗中傷（写真）

（明慧日本）近年、公の場において、中共（中国共産党）メディアの法輪功に対する誹謗中傷は1999年7.20当初よりもだんだん少なくなってきており、現在はあまり報道されていない。状況のよく知らない人には、もう迫害は終わった、法輪功が中国で消えたといった錯覚をもたらしたかもしれない。しかし、これはもう一つ中共の迫害による仮相であった。

　中共は法輪功に対する迫害で民心を失ったため、2003年頃から、法輪功への迫害は「内では厳しく外には緩く見せる」という形を採用した。しいて言うならば、テレビなどのメディアでは報道しないが、中共の内部では系統的に緩めずに迫害を続行している。中共の法輪功への迫害を「硝煙（火薬の爆発で出るけむり）の見えない戦争」と称してきた。

　ここ数年、祭り、祝祭日、大型会議、集会などのイベントが開催されるたびに、中共はその内部に設置した法律上で認められていない「610弁公室」組織を通して、法輪功を誹謗中傷している。さらに、「610弁公室」機構を利用して中国大陸の法輪功修煉者を監視、強制連行及び私生活の妨害などを行っている。つまり、中共の「610弁公室」は裏での誹謗中傷が迫害開始当初のメディアとの報道に取って代わったということになる。特に、上海万博、2008年北京オリンピックのような大型イベントでは、「610弁公室」が全国範囲で迫害を続ける口実を探すために「演説概要」機密文書を作成した。

　「610弁公室」が上海万博を利用して法輪功を誹謗

　今年、上海万博の開催時から、中共が中国の全土、特に上海を含めてその周辺地域でさらに力を入れて法輪功を迫害している。そして、多くの法輪功修煉者が強制連行された。

　同時に、中共「610弁公室」は『「法輪功」が上海万博運営の妨害を避ける為、「演説概要」機密文書』を編集して、各地の党、政府機関に配布した。2010年4月24日当サイトで、河北省チエン西県「610弁公室」がその『演説概要』に基づいて、社会には公開できない内部機密文章を掲載した 。（上海万博開催に際し、610弁公室が法輪功を誹謗攻撃）


　それだけではない。中共が各地方の党政機関、610弁公室を総動員して『演説概要』について学習させている。

上海万博開幕前、北京東城区の共産党員は610弁公室が編集した法輪功に対して中傷文章を学習（ネットより）

　北京オリンピックを利用して法輪功の名誉をけがす

　中共が2008年の北京オリンピックを利用して、見解の異なる者に対して攻撃をする口実にした。開幕式前、「610弁公室」が全国各地への市町村、学校などに機密命令文を送り、多くの国民を騙して引き続く迫害の理由をつけ、各地で法輪功修煉者を強制連行をした。以下はその命令文（表紙）。


　その他に、中共610弁公室は学校などの教育施設を利用し、法輪功修練者を陥れるために、「反中国勢力」の話をでっちあげた。

　事例1：2008年6月3日、広東教育学院の治安会議では、610弁公室の意思を伝達した。


　事例2：中共は都心部だけではなく、少数民族も騙し続けた。

　貴州省独山県（ミョウ族自治州に属する）旅行局での虚言（ネットより）

貴州省独山県（ミョウ族自治州に属する）旅行局での虚言（ネットより）

　事例3：「610弁公室」は湖南省環境生物の職業技術学院で、法輪功の名誉に泥をぬった。


　以上、中共「610弁公室」が北京オリンピック、上海万博などのビッグイベントを利用して、法輪功を誹謗してきた例である。事実上、中共「610弁公室」が1999年7.20以来、背後で法輪功の名誉を損なう宣伝を計画し、法輪功修煉者に対して、強制連行、洗脳、労働教養による再教育などの違法行為を続けた。最後に、中共「610弁公室」の様々な罪悪が世間に暴かれることに違いないと私たちは信じている。

　2010年6月30日

（中国語：http://minghui.org/mh/articles/2010/6/23/225840.html）