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トロントで記者会見、カナダ政府に法輪功人権問題への注目を呼びかける(写真)

(明慧日本)トロント法輪大法学会は2010年6月22日、トロント駐在中国領事館の前で集会と記者会見を行った。会見では、カナダ政府が現在カナダ訪問中の中国胡錦涛主席に対し、法輪功に対する迫害を終わらせ、中共に監禁されたカナダ国民の12名の親戚及び全ての不法監禁されている法輪功修煉者を釈放するよう要求することを求めた。


 過去の2週間で、すでに4万5千人のカナダ人が、政府が中共に12名のカナダ国民の家族を釈放するよう要求すべきだとの要望書に署名した。

 かつて中国建設部の高級エンジニアで、国家傑出な設計金賞を受賞した法輪功修煉者・何立志氏が当日の集会に参加した。彼の従兄弟・何立訓氏、弟の何立忠氏は2人とも法輪功を修煉していることで不法監禁されている。

 「何立訓、何立忠2人とも善良で素直な農民です。法輪功を修煉しているとして今年2月28日に警官に捕まり、今まで何の連絡もなく、行方不明の状態です」と何立志氏が話した。何立志氏は2000年、法輪功真相の資料を郵送して、中国で3年半監禁された。その期間中は酷い拷問を受け、睡眠をはく奪され、トイレにも行くことも禁止された。監獄の中で十数日間、毎日高熱で生死の境を彷徨ったこともあった。

 彼はスピーチの中で次のように述べた。「監獄の警官が私に、自分が法輪功修煉者にどんなことをしても、共産党が潰れない限り、地獄も怖くないと言ったことがあります。この話から、中共はどのように法輪功の迫害に加担した人々を悪魔に変えたか分かります。胡錦涛氏はカナダに来て、国際社会の声が聞こえるはずです。今回の迫害を直ちに停止すべきです」

 トロント法輪大法学会の主席である張照進氏は話した。「われわれはカナダ首相が胡錦涛氏と会談するとき、法輪功修煉者に対する人権問題を重要な一部分として扱って欲しいのです」

 カナダ「国会の法輪功の友」は一週間前に、首相に胡錦涛氏に対して法輪功問題を扱うよう求めた。「国会の法輪功の友」の主席、新民主党国会議員のBill Siksay氏は首相に渡した書簡の中で、12人のカナダ国民の親戚が不法監禁されており、首相は直接、胡錦涛氏にこの案件を取り上げるよう求めた。

 今週月曜日の中国マスコミとの電話会議の中で、首相オフィスのDimitri Soudas氏は次のように述べた。「人権問題の推進と保護はカナダ外交政策の重要な一部であり、中国との間で、人権問題を素直で丁重に提唱するでしょう。これは今までずっと採用した方法と変わりありません」

 2010年6月30日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/6/24/225935.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/6/25/118159.html

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