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中国の茶文化(五)

(明慧日本)

 (四)茶道文化の「捨てる」

 物事に対して「捨てられない心」は、人間の苦悩の元ともいえる。佛家では「捨てる」という言葉がある。「修行する人は世間の全てを捨てれば、道に入れる」 では、世間の全てを捨てるとは、一体どういうことだろうか? 人生の苦悩、人生の名利、情、あらゆる執着、欲望など、「捨てられない心」を全て捨てるということだ。それらの心を捨てれば、人も自ずと気持ちが落ち着く。品茶にも「捨てる」ということがあり、仕事の合間を利用してくつろぎ、身体と心をリラックスさせる。ある詩では、執着心を捨てれば、気楽でいられると語られている。

 茶道修行の主な目的は心を修め、お茶の苦を味わいながら人生を体験し、平凡な出来事から真の自己を見つけ、最後に人生の苦と楽に対する心を捨て、宇宙の奥義、人生の生き方を悟り、返本帰真に達する。だからこそ、神様は全ての業界、文化の中に心性の修煉の場を与えてくださった。神様から見れば、人間は人として生きるのではなく、もっと奥深い目的と意義のある生き方(返本帰真)として存在する。神様は人間が神への道へ戻ることを望みながら、ずっと人を目覚めさせて人を守ってきた。

 今の乱世の中で、多くの人は依然として苦しい境遇の中で栄枯盛衰、神様の意図を体得できていない。もし、あなたが宇宙と天機を知りたいならば、食後また品茶の後に心を静めて真剣に『転法輪』を読んでみると、いずれも分かるかもしれない。

 (完)

 2010年7月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/2/217321.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/3/26/115611.html

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