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大法弟子に残された正法の歴史を大切に(四)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)

  五、自分の正法の道を歩み出す

  私は当地の協調人の一人です。2年前、当地の数人の主な協調人との間でいくつかの問題の観点が違い、そのことでお互いに隔たりが生じていました。その数人の協調人は、配っている資料が大法の資料ではないのを見て、いろいろな地区に行き、同修と交流して自分らの観点を押し付け、聞き入れない当地の協調人を勝手に交代させていたことを聞き、彼らの行動は法に合致してないと思いました。

 このことを聞いて、私は落ち着いて学法することができなくなり、煉功も怠り、発正念をするときに手の形が変形し、4回の定時の発正念以外は発正念する回数が少なくなり、常人のことで忙しくしていました。この数人の協調人は、衆生を救い済度するにあたり、多くのことを行い、修煉も良くできていて皮膚のきめが細かく艶やかで、正念をもって中共の迫害アのジトから正々堂々と出られた過去があり、同修たちに崇拝されていました。

 最初のころ、私は知らず知らずのうちに彼女らについて行きました。それで以前、私が人について行ったがゆえに、苦い経験したことを思い出して目が覚めました。修煉とは人について行くのではなく、法をもって師としなければなりません。私は慈悲をもって彼女たちの行為が法に適していないことを数回指摘しましたが、いずれも冷たい言葉で拒否されました。この出来事の後、その数人の協調人の取った行動は、私の身近にいる同修に対して、私から離れるよう工作し、私が作成した真相資料をホームページにアップしないように命じました。私は自分に、絶対に派閥を作らないと言い聞かせました。大法の必要に応じてできることを行い、自分の正法の道を歩み出すことを決めました。

 私は自分の状態を調整しながら、毎日心を沈めて1ページから学法し始め、より多く学法するようにし、眠いときは無理をせずに、意識がはっきりとしたときに学法するようにしました。発正念するときは強大な正念を発することができるように注意し、真相を伝えるときは心をこめて伝えるように注意していました。

 このことを通して私は自分には嫉妬心、名誉に対する執着心、脆弱なところを見つけました。そして、私は周りの精進している同修と交流し、相手の長所をよく見て、黙々と同修の不足を補い、その協調人たちに法をもって師とすることを目覚めさせ、言動を法に照らすように促そうと決めました。

 当時、その協調人たちのやり方が、当地区に大きな影響を及ぼしていました。私は当地の同修に、その協調人たちに法に適していない言動があったときに、指摘するようにと呼びかけました。それでも改めようとしなければ、相手にこれ以上そうさせないこと、まだ深く法を学んでいない同修に影響を及ぼさないよう気をつけることにしました。私は一人で全体を協調できなくても、一部を協調し、みなが協調人であり、みなが責任者であり、私たちは待つ、依頼する、やってもらうなどの考え方を打破し、同修それぞれが自ら衆生を救う方法を考えるようにしました。私たちは短時間で環境を整え、多くの同修が家庭資料拠点を作るように導きました。

 オリンピックを前にして、その協調人たちを含む大法弟子20人が、交流の最中に強制連行され、迫害されました。当地の衆生済度に大きな損失をもたらしたのです。

 問題は私の目の前で発生したのだから、私が彼女たちを手助けすべきだったのに、彼女たちを傷つけることを恐れ、直に言うのを避けたことで、結果として強制連行され迫害されました。私は法に対して真に責任を負っていなかったことを後悔しています。当地区の同修は強大な正念を発し、監禁された同修は警官らに真相を伝え、家族の人たちの協力もあり、大法弟子が受ける迫害は大分軽くなり、うち2人は無事に釈放されました。

 その後の日々は、私たちが今回大法弟子が受けた迫害の原因についてまとめ、旧勢力を全面的に否定し、不足を補って正に帰し、安全を第一に考え、正法の進展についていけるよう周りの同修に呼びかけました。交流は少人数で行い、それから皆に伝えるようにしました。同修の不足を見つけたときは適時に指摘し合い、指摘を受けた同修は素早く内に向けて探し、不足を正しました。そのおかげでこの1年来、私が担当している地区の大法弟子は安定して「三つのこと」を行い、精進してきました。私たちは明慧ネットによく投稿し、ほとんど掲載されました。このことで、正法時期の大法弟子として、明慧ネットを維持する信念を高めることができました。

 (完)

 2010年7月18日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/12/225167.html

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